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ここ最近、携わった曲がドサっとリリースになったので、そのことについて書いてみる

今月に入り制作に関わった音源がドンドンリリースされているので紹介。


THE CHARM PARK「Lovers In Tokyo」(1/13(金)公開)

Saxophones - 副田整歩
Bass - 須長和広
Drums - 神谷洵平
それ以外は全部ちゃーむくん

尊敬してやまないちゃーむくんから「この曲にサックスセクション入れて!」とマルっと任せてもらった曲。
2アルト、1テナー、1バリトンの4管編成でアレンジ。
オーソドックスなフレーズから攻めたフレーズまで幅広く織り交ぜ、サックスセクションで曲に陰影をつけることを狙った。

サックスは我が抹茶スタジオでダビング(宅録)した。
曲が好きすぎるあまりオーダーに無かったサックスソロを勝手に吹いて納品。衝動で吹いただけだから使われなくても構わないと彼に伝えたが、リリースされた音源に自分のソロが爆音で入っていて泣いた。

ちゃーむくんと一緒にお仕事したのは2020年の神谷洵平ソロ作『Jumpei Kamiya with…』が初。
彼は突き抜けて偉大な音楽家であり人格者だ。神谷くんからのご縁でこうして一緒にお仕事させてもらえて本当に嬉しい。


YUKIアルバム『パレードが続くなら』からM9「Dreamin'」(2/1(水)公開)

※下記リンクの視聴はYoutube Music Premiumのメンバーのみ

作詞・作曲:峯田和伸
編曲:山本幹宗

Guitar, Programming, Chorus:山本幹宗
Bass:佐藤征史
Drums:BOBO
Organ:西野恵未
Trumpet:中野勇介
Trombone:東條あづさ
Tenor Saxophone:副田整歩

佐藤征史 appears by the courtesy of Victor Entertainment, Inc.

ホーンセクション団長として管楽器チームの招集と譜面の作成、サックスの演奏を担当。山本幹宗さんとのお仕事は終始冗談ばかり言っている風でとても楽しい。(やる時はすごくちゃんとやる)

YUKIさんは今まで3ツアー参加しているが音源参加は今回初。
音楽家として悩んだ時期のツアーだったのですごく成長させてもらった。YUKIさんには感謝しかない。アルバムに参加できて本当に嬉しい。


Benlou EP『煙』からM1「深部感覚」M2「煙」(2/1(水)公開)

M-1 深部感覚

Lyrics:仙田和輝
Music:仙田和輝
Arrangement:山本幹宗

Guitars, Programming:山本幹宗
Drums:屋敷豪太
Electric Bass:佐藤征史
Percussion:戸高亮太
Trumpet:田中充
Trombone: 石川智久
Sax:副田整歩

Recorded by 谷川充博 at Victor Studio, Studio First Call
Mixed by 宮崎洋一

M-2 煙

Lyrics:仙田和輝、山本幹宗
Music:仙田和輝
Arrangement:山本幹宗

Guitars, Programming:山本幹宗
Drums:屋敷豪太
Electric Bass:佐藤征史
Piano, Organ:ハタヤテツヤ
Trumpet:田中充
Trombone:石川智久
Sax:副田整歩

Recorded by 谷川充博、宮崎洋一 at Victor Studio, Studio First Call, IDEAL MUSIC FABRIK
Mixed by 小森 雅仁

Benlouは仙田和輝さんと山本幹宗さんによる新生ロックユニット。
山本幹宗さんは上で書いた同日リリースのYUKIさんの「Dreamin'」のアレンジャーでもある。

クレジットは思わず笑みがこぼれてしまうぐらい錚々たる面々。
こちらの作品でもホーンセクション団長としてスコアエディット、ホーンメンバー招集、演奏を担当。

このバンドでのホーンセクションは、芯が強いがそれでいて柔らかく溶け合うサウンドを目指した。クールでありながらジャズポピュラーの歴史を感じるニュアンスを入れたかった。
トランペット田中充さん(アニキ)リードのもと、トロンボーンの石川智久名人と共に作り上げた。
音色もリズムも非常に気持ち良いトラックに仕上がっていて嬉しい。


安田レイAlbum『Circle』からM10「us」(2/8(水)公開)

↓Spotify

↓Apple Music

こちらもアレンジャーはTHE CHARM PARK
この曲はちゃーむくんの「Lovers In Tokyo」と同様、完全お任せシステムで楽器編成、アレンジを全て自由にやらせてもらった。
(この曲のサックスソロについてはあらかじめオーダーをいただいた。)

彼の音楽はホント聞く人をハッピーにする。
安田レイさんのパワフルでソウルフルなボーカルと相まって、前向きなエネルギーが詰まった楽曲になっている。
この曲はライブでやりたいなぁ。


あとがき

昨年末から関わってきた音源リリース関連のプロジェクトはこれで出揃った。(はず)

今までは音楽で自分のカラーを作ろうと必死だったが、今回のように短期間で異なる曲調の楽曲制作に携わり完成した曲達を並べて聴けたことで、何か共通する”副田整歩サウンド”的なものが形作られていると感じることができた。

以前もどこかで書いたが、私という音楽家は”私の好きなもの”の集合体である。他人に流されず自身の”好き”を追求することで、他人とは違った”個性”がどんどん形作られる。

そういった意味では、超強烈な”個性”を持つアーティストの方々とお仕事ができたことはとても貴重で大変恵まれている。
この経験を糧に、私も好きなものを全力で追求し続けたい。

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