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冴沢鐘己の冒険

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冴沢鐘己の少年時代から今に至るまでの様々な冒険ドキュメント!
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人はなぜ、エンタメや文芸書を読むのか・・・を「犯人当て」から感じた日!?

人はなぜ、エンタメや文芸書を読むのか・・・を「犯人当て」から感じた日!?

 ご存知の通り、僕はミステリが大好きで子どもの頃からけっこうな量を読んでいて、時々SFなんかも読んだりしつつ、まあ偏りがありながらも、読書家と言えなくもないわけですが。

 世の中には“僕の読まないジャンル”を読んでいる人が(当たり前だけど)めちゃめちゃ多いわけですね。へー、そんな本を読むんだーとか心の中で感心しつつ、僕は僕でまだまだ読みたいミステリがたくさんありすぎて、手を出さずにいたわけです。

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脱!アンダーグラウンド!「あきっすん改造計画」のお知らせ

脱!アンダーグラウンド!「あきっすん改造計画」のお知らせ

 先週土曜日は「あきっすんの土曜パームトーン劇場」でした。BBガールズや籾井優里奈と比べると、僕のところにくるまでの活動が長くてインパクトも大きかったので、変わったのか変わってないのか、どう変わっていくのかのさじ加減がとても難しいというのはあるのよね。

 良くも悪くも、インディーズというかアンダーグラウンドのイメージが強く、まわりもそういう部分を期待しているふしはあって、なにかアンタッチャブルな

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運命の出会い〜ニューミュージック〜

運命の出会い〜ニューミュージック〜

ギターを習い始めてメロディを弾く事を選んだ鐘己少年だったが、ベストテンなどの歌番組が増えるにつれて、弾き語りというものに興味を持ち始めていた。
というのもフォークブームからニューミュージックと呼ばれるジャンルがテレビやラジオから流れ、ギターを弾きながら歌う歌手たちを目の当たりにすることが増えてきたからだ。

ある日、鐘己少年は散髪屋さんである曲を耳にする。
「中島みゆき/わかれうた」
この頃は、ま

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サラサラと坊主と天パと梅雨の空

サラサラと坊主と天パと梅雨の空

冴沢鐘己といえば、天然パーマがトレードマーク(?)で、印象的に映っている方も多いのではないだろうか。
梅雨の時期の髪は、纏まらないし言うこと聞かないしで、大変な事になるそうだ。何年か前は、ロングに伸ばしてた時期や、帽子を常に被っていた時代もある。女子からの評判はイマイチだったと思うのだが、本人はあまり気にしていなかったらしい。
ある時、曽我未知子に「女性ファンを作るために、髪切って帽子脱ぎましょう

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運命の出会い〜ギター編完〜

運命の出会い〜ギター編完〜

ひょんなキッカケでギターを習い始めた鐘己少年だったが、辞めることなく高校3年生までの7年間続いた。
高校に入ってからは、中田先生も教えることも無くなるほどに上達したため、中田先生の師匠にあたる沼田先生に教えてもらうこととなった。
沼田先生には、クラシック中心に音楽理論などもしっかりと教えてもらった。

その影響もあり、今はリズムや理論をきっちり守る曲作りや演奏が冴沢鐘己流。
崩したりする時でもリズ

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運命の出会い〜ギター編5〜

運命の出会い〜ギター編5〜

ギターを習い始める事になった鐘己少年に中田先生が一番最初に聞いたことは「歌を歌う時の伴奏を弾くのと、歌わずに曲のメロディーを弾くのと、どっちをやりたい?」だった。
ここで、冴沢鐘己を知っている人は、もちろん前者を選んだだろうと先入観を持つだろうが、意外にも鐘己少年が選んだのは後者。別のシリーズで触れる予定だが、冴沢鐘己は最初はボーカリストではなくギターリストとしてギター人生をスタートさせているので

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運命の出会い〜ギター編4〜

運命の出会い〜ギター編4〜

クラスのお楽しみ会でギターを弾いた鐘己少年。
楽しかったようで、自宅でもギターを弾いていた。それを見た母の珠江(たまえ)さんは、「ギターに興味があるなら習わせよう!」と思ったそう。
珠江さんは、息子に色々と経験させたいと考えるアクティブな母親。
冴沢氏に珠江さんの人となりを聞くと「典型的な射手座さん」と返ってきたので、気になった方は、射手座の性格を調べてみて欲しい。そんな珠江さんに育てられたからこ

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運命の出会い〜ギター編3〜

運命の出会い〜ギター編3〜

いよいよ、おもちゃ代わりのギターが、ちゃんと楽器の役割を果たす時がやってきた。
はじめての晴れの舞台はクラスのお楽しみ会だ。
クラスで隠し芸を披露することになった鐘己少年は、ついにギターを弾くことを決心した。

「さぁ、ギターを弾くと言っても、どうやったら良いのか分からない。どうしたものか……。」
そんな時、利発な少年だった冴沢鐘己は、「図書館で調べてみよう!」となるのだった。この辺りは、今の冴沢

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運命の出会い〜ギター編2〜

運命の出会い〜ギター編2〜

音楽にちょっと興味を持ち始めた鐘己少年は、ある日、おじさんに不要になったからとギターをもらった。
その当時は、キカイダーが少年達に大人気の頃。
鐘己少年は、ここぞとばかりに、キカイダーのジローの真似をして、ギター片手に遊びに出かけては、「キカイダーごっこ」に明け暮れていたのだった。

そして、時を同じくして大好きな布施明の「シクラメンのかほり」が大ヒットし、テレビから毎日の様に流れていた。この曲は

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運命の出会い〜ギター編1〜

運命の出会い〜ギター編1〜

小学2年生のある日、鐘己少年は、おじさんの車に乗せてもらった。おじさんといっても、まだ20代だっただろうか。

その当時のカーステは、8トラックカセットだった。何才くらいまでのひとが、イメージ出来るだろう。ファミコンのカセットのような音楽ソフトと言えば、分かる世代は広がるかもしれないが、それも分からないと言われてしまうと……もう打つ手はない。

閑話休題

さて、その件の8トラカセットは、布施明の

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小学4年、夏の決心

小学4年、夏の決心

冴沢鐘己がまだ小学4年生だった頃。
初夏のある朝、目覚めた時にふと鐘己少年は考えました……

「僕は、サラリーマンには絶対にならない!」

謎の決心の真実を冴沢鐘己さんに訊いてみました。

冴沢『このままもっと寝てたいのに、いつまで早起きせなあかんねやろ。
とりあえずもう少しで夏休み、それまでは頑張れる。
小学校もあと2年ほど。それも乗り切れる。中学、高校も3年間。なんとか頑張れる。
大学に行った

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