そほ

時々何か書く。

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最近の記事

昭和ライダー(仮面ライダーX)を完走した話

つい先日、『仮面ライダーX』を全話見た。 1974年放送。毎日放送・東映製作の特撮テレビドラマ番組。全35話。 ご存じ『仮面ライダー』シリーズの第3作目。 物語のフォーマットは大体それまでの仮面ライダーと似たような感じではあるが、自前武器(ライドル)持ちだったりライバルキャラ(アポロガイスト)がいたりラスボスが巨人だったり、色々と独自路線を模索した感じもあり、なんだかんだ後続の仮面ライダーたちにも多かれ少なかれ影響与えてるんじゃなかろうかという印象がある。 そして、これが私

    • ゴジラ-1.0に見た心の原風景

      『ゴジラ-1.0』を観た。 2023年11月3日公開。監督・脚本・VFXは山崎貴氏。 『シン・ゴジラ』以来の国産ゴジラ映画ということもあり、公開前から随分と話題になっていた。 例に漏れず私自身もそれなりに楽しみにしており、公開翌日にウキウキで観に行った。 結果、面白かった。 正直に言うとめちゃくちゃブッ刺さる!という感じではなかったが、普通に面白かったし見応えがあったしゴジラは怖かった。というかよく考えたら私のゴジラに対する想い自体がそもそもそんなもんだったかもしれない。

      • 初めてガンプラを組んだ日

        ガンプラは、「ガンダムのプラモデル」の略称(Wikipediaより)。 そんなことは当然知っている。存在も知っている。なんなら「ガンダム」と名のつく作品も、数作品ではあるがちょこちょこ見ている。 でも、ガンプラは組んだことがなかった。 なぜかと言われても特に理由はないのだが、強いて言うなら単に「プラモデルを組む」ということ自体にそこまで興味が無かった。あとあんまりフィギュアとか集めるタイプじゃないので、立体物が欲しいという想いもそんなに無かった。 そんな私が、ある日ガンプ

        • 『聖戦士ダンバイン』を見てメチャクチャになった

          最近、『聖戦士ダンバイン』というアニメを見た。 1983-1984年放送、サンライズ制作のロボットアニメ。総監督は富野由悠季氏。 きっかけは、YouTubeのサンライズ公式チャンネルで無料配信していた1話を何気なく見たことだった。 そもそも『聖戦士ダンバイン』というアニメの存在自体は知っていた。 元々スパロボなどを遊んでいた経験もあり、物語の舞台がバイストン・ウェルという異世界であることや、ショウ・ザマという日本人の青年が主人公であること、乗機がダンバインというオーラバト

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          あしたのジョー2にハマった話

          最近、Amazon Prime Videoで『あしたのジョー2』を全話見た。 https://www.amazon.co.jp/%E3%81%82%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%EF%BC%92/dp/B07534GF5K 『あしたのジョー』というアニメ(原作はマンガ)があることはもちろん知っていた。 主人公は矢吹ジョー。ボクシングを扱う内容で、アニメに1(というか無印)と2があることも知ってい

          あしたのジョー2にハマった話

          シン・仮面ライダーの感想: 石ノ森先生への激重ラブレター

          2023年3月17日公開、庵野秀明監督作品『シン・仮面ライダー』の映画を観てきた。 すごかった。 本当にすごかった。 私の見たかった”仮面ライダー”がほぼすべて詰め込まれていた。 色々と語りたくてたまらなくなったので、あまりまとまってはいないけれど吐き出させてほしい。 私の中の”仮面ライダー”いきなり自分語りで申し訳ないが、私にとっての仮面ライダー像について少し述べておく。 私の原初の仮面ライダー体験は、おそらく幼いころにビデオで見た特撮番組「仮面ライダーV3」。同時期

          シン・仮面ライダーの感想: 石ノ森先生への激重ラブレター

          『Wayward』というゲームが面白い

          『Wayward』というゲームを御存じだろうか。 unlokという開発陣?が開発したゲームで、ジャンルとしてはサバイバルローグライクゲームという括りになるらしい。 無人島に流れ着いた主人公が、アイテムを採集したりクラフトしたりしながら生存&脱出を目指すゲームだ。 このゲーム、ネットが繋がる環境であればブラウザで無料で遊べて、その上結構楽しいのでたまに思い出してはプレイしている。 プレイは以下のURLにアクセスすれば可能。 ただこのゲーム、めちゃくちゃ死ぬ。 丁寧なチュート

          『Wayward』というゲームが面白い

          噛ませ犬キャラたちの個人的ベストバウト

          噛ませ犬キャラたちがいとおしい。 バトルの最後でいいところを持っていく、フィニッシュを決める。そんなキャラたちも大変魅力的でカッコいいとは思うのですが、それを上回って私の心を強く惹き付けるのは、下手したらバトルの途中で脱落していく噛ませ犬キャラたちです。 とは言え、ただ弱いだけじゃ噛ませ犬にもならない。噛ませ犬になるためには、そこそこの実力を兼ね備えている必要があるのです。 それなりに強くて、かつぶっ飛んだ強さでもない。その中途半端さが魅力的なバトルシーンを作るのでは?と言

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          『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の台詞が気持ちいい

          最近、漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』を買って読んだ。 原作が富野由悠季監督、漫画が長谷川祐一先生の作品。 映画『機動戦士ガンダムF91』のストーリーの後を描いた内容で、宇宙世紀の時系列で言うところのF91とVガンダムの間の話になる。 クロスボーンの漫画自体は何年か前に、BOOKOFFかどこかでさら~っと立ち読みはしたことがあったので、大体の話の流れとキャラクター、結末はふんわりとは知っていた。 だが最近になって「そういえばちゃんと読んだこと無いな」とふと気付き、調

          『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の台詞が気持ちいい

          女もスパロボ楽しんでる話

          以前どこかで「女性のスパロボプレイヤーは少数」という意見を目にした。 まあそうかもな、とは思った。 スーパーロボット大戦、略してスパロボは言うまでもなく、様々なロボットアニメ作品に登場するロボットとキャラクターによるクロスオーバーゲームであり、ジャンルとしてはシミュレーションRPGである(Wikiより)。 今年でなんと30周年。クロスオーバー系ゲームのシリーズがこんなに長続きしているのって珍しいんじゃないだろうか。知らんけど。あんまりゲーム詳しくないので。 少なくとも、3

          女もスパロボ楽しんでる話

          Gレコおもしろ!

          すごくシンプルなタイトルになってしまった。 初めに。私はガノタと言うには薄すぎるガンダムファンである。 ガンダム好き?と聞かれれば好きなのもあるよ~と答える程度の履修具合。全作品を見たわけでも無ければ宇宙世紀やアナザー作品に超精通しているわけでもない。全話見たのは08,ポケ戦,Z,G,種,種運命くらい。多分。あとはちょこちょこ齧ってる程度。1stとZの映画とCCAやF91は見た。それくらい。 世間では今、映画「閃光のハサウェイ」が話題になっている。と思う。 例に漏れず私も

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          『ロシャオヘイ戦記』に感じた郷愁

          ※本編のネタバレは無いです ツイッターで話題になっていたし、去年くらいからチラホラ噂は聞いていてずっと気になっていたので、昨日中国産アニメ映画『ロシャオヘイ戦記』を映画館で観てきた。 観終わって、「あ、好きだな」という感想が残った。 この「好きだな」という感想には自分のオタク的な趣向諸々がふんだんに盛り込まれており、語り出すと若干気持ち悪くなりそうなのでこのnoteにおいてはあまり触れないでおく。 それとは別に、全編に渡りなんだか「懐かしい」という思いにも駆られた。 この

          『ロシャオヘイ戦記』に感じた郷愁

          「もののけ姫」を映画館で観た

           2020年7月現在、全国の映画館ではスタジオジブリの過去作品がリバイバル上映されている。  スタジオジブリ作品は私も例に漏れず好きだが、生まれた年などのどうしようもない問題等もあって映画館で観ることが叶わなかった作品がいくつかある。(というか映画館で観たのって「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」くらいかもしれない。薄いファン)  「もののけ姫」も、そんな「すごい好きだけど上映当時は映画館で観れなかった」作品のうちの1つだ。ジブリの中でもめちゃくちゃ好きな作品で、ビデオ

          「もののけ姫」を映画館で観た

          おそばマスクは石ノ森ヒーロー

          何言ってんだ、って感じのタイトルになってしまったけれど、この気持ちを共有できる人が身近にいないので文に認めさせていただく。 おそばマスクとは、国民的漫画「ONE PIECE」に出てくるヒーロー(?)である。 以下、おそばマスク含む比較的最近のワンピネタに触れるので、万一このnoteを読んでいる人でネタバレを気にする人がいたらここで読むのをやめて欲しい。とはいえこのnoteを書いてる本人は単行本派であり本誌はそこまで一生懸命追ってないので、単行本になってる範囲の話くらいまで

          おそばマスクは石ノ森ヒーロー