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野菜をおいしく食べるなら「重ね煮」を推します


野菜をおいしくたくさん食べたい

農園をやっているので、当然野菜を作って食べているのですが
野菜作りを始めた頃からずっと考えているのが「野菜をおいしくたくさん食べたい、食べてもらいたい」という、単純なことです。


「重ね煮」に出会いました

この単純なことを実践していくためには「簡単に作れる」ことも重要。
料理をするのは日常ですが、それが難しかったり手間がかかったりすると続かず苦痛になってしまいます。

我が家には子どももおりますので、体を作る毎日のご飯づくりを大切に考えています。野菜の良さを生かしたごはんを作りたい、でもあわただしい毎日、時短も叶えたい。。。

そんな中で出会ったのが「重ね煮」です。

はじめに断言しますが…私は料理が苦手です。スマホでレシピを見ながら夕食の準備をしたり、実際に料理家の方から学びながら試行錯誤しています。パパっと作ることもできないし、うまくいかないこともたくさんあります。そのことを前提で読んでいただければ幸いです。


ひらめき

自然食料理家の山本やよいさん。noteでもたくさん記事がありますし、このほどレシピ集「重ね煮ごはんの作り方」というコンテンツが販売されました。


山本さんの重ね煮、これまでもレシピを参考に作ってはいましたが、実際にこのコンテンツを見て、どんな食材でも重ね煮を作れてしまう基本構造と、期待できる体への効果を理解すると、パーッと目の前が開けたような感覚が。


「重ね煮」には、まず基本となる野菜だけで作る「素材となる重ね煮」を作ります。工程もとてもシンプル。それをさまざまな料理に展開していく、というものです。

そのため、基本の重ね煮はとくに凝った味付けはしません。

基本の重ね煮は、そのまま塩コショウ、醤油や手作りドレッシングを追加して食べるのもおいしいです。たくさん作れば作り置きにもなります。
まずはこれで一品いけました。

そしてここからさらに、いろんな料理に飛躍させていくのです。


アレンジは自由自在

料理の素材となる重ね煮、我が家ではご飯に合うおかずのような汁物を作ることが多いのですが、毎日のお味噌汁から豚肉を入れた豚汁にはぴったりでした。
東北名物芋の子汁、八戸が誇るせんべい汁も作ってしまいました。


重ね煮で作った八戸せんべい汁

育ち盛りの子どもたちにはごはん+汁物は鉄板メニュー。この汁物メニューにいろんなアレンジができるのはとてもありがたい。しかも重ね煮をするので野菜のうまみがたっぷり出ていて余計な味付けもいりません。

もちろん汁物だけではなく、シチューやカレー、トマトを入れてミネストローネスープもおすすめですよ。


野菜がおいしい季節がやってくる


育苗中のトマト苗

まもなく啓蟄。気温が上がり、いろんな所へ出掛けたくなる陽気が高まってきましたね。

農園の野菜作りも準備が始まっており、種まきや育苗が急ピッチです。

これからいろんな野菜が採れるようになりますね。出回る種類も多くなります。
少しずつ鮮やかになっていく野菜をおいしくたくさん食べたいので、我が家はますます「重ね煮」の出番が増えそうです。


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