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大学入試のラスト3か月(人生振り返り⑤)

私の大学入試におけるイレギュラーなところは2つ
1 学校で理系クラスにいながら文系の大学を志望していた
→共通テストの地理は独学、数Ⅲ、化学、物理の授業をなぜか受けるはめに

2 結局第一志望に落ちたので10回以上一般入試を受けている
私立→5校が一般入試(うち、本命は体調不良で受験できず)
   1校が共通テスト利用、もう1校が共通テスト併用
国公立→自己推薦、前期、後期(結局後期で受けた第三志望くらいの大学に進学した)

 もしかしたら受験料、入学金、交通、宿泊費で塾代の半分くらいになるかもしれない。こんなに受験した理由は11月の模試が最悪だったことが挙げられる。模試の後の面談の様子↓

三者面談@学校
先生:「これはひどいですね。多分(かろうじて母が許す私立大学群)じゃ滑りどまらないので、(さらに一ランク下)を受けたほうがいいと思いますよ」
母:「(さらに一ランク下)しか受からなかったらあんた浪人するの? どうなの?」
私:「浪人はしたくない。そのままそこに進学する。」
母:「…….あんたがそんなにやる気のない子とは思わなかった」

 母はキレた。小学校の同級生が浪人してでも東大を目指すとか、部活の友達が私よりずっと成績がいいこととかを知っていたから余計かもしれない。
でも考えてほしい。大学入試になっても相変わらず授業中寝るわ、ネットの誘惑に負けるわ、問題が解けないような人間が浪人したところでお金の無駄である。

三者面談@塾
塾の社員:「学校でそんなふうに言われたんですね。でも、(ちょうどその学校群の下限)なら滑り止まると思いますよ」
母:「あんたはどう思うの」
私:「もう多分全部落ちるよ」

 当然母はキレた。はい。私がわるうございます。塾の映像授業もまともにこなせず、成績は当然上がらず。このころは人生損切りすることしか考えてなかった。
 で、そのころ塾は私立合わせて10校受けようと呼びかけていた。(私立との癒着のにおい)

 しかし、私の通っていた高校は国公立至上主義。私立は受けても2,3校がロールモデル。共通テスト利用を賢く利用しよう、多科目主義が合言葉。しかし、11月の時点で共通テスト利用の点数には届きそうなく。私は塾の言葉を信じて書類を準備した。今振り返るとあんなに受ける必要はなかったな。

 共通テスト利用には(例の大学群の一つ下の大学)に一つ出して終わりにした。要するに一般に賭けたのだ。私大入試の嫌なところは共通テストを受ける前にこの辺りを決めなければいけないところだろう。受け終わってからだったらもっと共通テスト利用にしたと思う。

共通テストの結果は社会以外はそこそこ(私にしてはよかった)だった。そのため、迷っていたが自己推薦入試を受けることにしたのだ。以下、2,3月の振り返り。

2月。共通テスト利用の合格は出ていた。一般1発目、塾の先生が太鼓判を押していた(例の大学群の下限)の結果を私はどこかの試験会場で見ていた。受かっていると思っていた。ここより下の大学を私は受ける予定がない。でも、結果は不合格で。

 絶望した。泣いた。翌日の自己推薦の結果も不合格だった。このころのメンタルはおかしかった。浪人?はしたくない。でも共テ利用の大学に行くのは生き恥だ(ごめんなさい)死ぬなら飛び降りかな。そんなことを思っていた。
 一般2発目、(例の大学群の上のほう)の結果が出た。合格だった。うれしかった。絶対に落ちたかと思った。その後も私大からはたて続けに合格をもらったが。2月最終週、私大の本命を受ける日に電車で吐いた。同じ週に国立の入試だった。国立を受けるまでに体調は回復したものの、二次対策が足りずに国立は落ちた。

 3月。同級生が進路を決める中、私は担任と塾の先生にそれぞれ相談していた。後期試験を受けるべきか。偏差値的にも費用的にも(一人暮らしか通学かの問題があるので)同じような2校。正直に言うともう疲れ果てていたから受験したくなかった。何より、もし私が合格して大嫌いな担任の国公立合格者実績を上げる可能性があるのが嫌だった。
「受けるだけなら自由だから」
 結局親に送迎してもらって小論文を受験。3月末に合格をいただいて、さんざん迷ったが今はその受験した大学で元気にやっている。
 
 決め手は一人暮らしの可否だった。2LDK5人家族の生活から逃げたかったし、あの日吐いて受験ができなかった手前、家から2時間かけて電車に揺られるのは耐えられなかった。

 ただ、3月下旬の合格発表から物件を探すのは非常に骨が折れるということをここに記しておく。

 今はサークル大小合わせて4つ、塾講師アルバイト、高校生にマネーリテラシーを競わせる何かのスタッフをやって忙しくも楽しい日々を送っている。

 これにて人生振り返りはひとまず終了。勢いのまま、自分用に生成した文章だが、書き切れてよかった。

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