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スライド1枚で伝える「お茶を美味しく保存するポイント」

こんにちは。遠藤霜空そうくうです。
煎茶道 黄檗売茶流おうばくばいさりゅう 準師範、日本茶インストラクターとして活動しています。

今回のnoteでは、お茶を美味しく保存するポイントをスライド1枚にまとめてみました。お茶を開封した後1か月程度、ご家庭で美味しさを保つ保存方法をご紹介します。

※Googleスライドを閲覧できない方は、以下をご参照ください。

お茶を美味しく保存するポイント

お茶を劣化させる原因

酸素
酸素は、日本茶に含まれるカテキンやビタミンCなどを酸化させ、風味と香りを劣化させます。特にお茶の新鮮な味わいが低下します。

光(紫外線)
紫外線は、葉緑素の分解を促進し、日本茶の鮮やかな緑色を失わせます。さらに、葉緑素が減ることで、お茶の深い味わいと豊かな香りが損なわれます。

湿度・温度
湿度と温度の高い環境は、茶葉の酸化を促進します。その結果、茶葉やお茶(水色)の色、香りの劣化を招きます。

美味しく保存するポイント*

冷蔵庫の中で保管する

  • 1か月程度の期間では、茶葉を冷蔵庫で保管して低温を維持することで、ほとんど品質低下は起こりません。

  • 特別な容器がなくても、購入時のアルミ袋をクリップで閉じるだけでも十分です。

密閉容器に入れて保管する

  • 茶缶などの密封性の高い容器を用いると、酸化や湿気を防いで、より美味しく保存できます。

  • 真空保存容器を使えば、常温でも十分に美味しさを維持できます。

  • 夏場に冷房のオン・オフを繰り返すような温度変化の大きい環境では、二重構造になっている魔法瓶水筒での保存が優れています。

*日本茶インストラクター協会「茶論」蔵出し号No.88を基に作成しました。


最後に私が開催している煎茶道教室のご紹介です。日本橋・人形町で黄檗売茶流おうばくばいさりゅうの煎茶道教室を開催しています。煎茶道だけでなく、日本茶や日本文化について皆さんと一緒に学んでいきたいと思っています。是非遊びにきてください。

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