遠藤 霜空(黄檗売茶流 準師範/日本茶インストラクター)

東京・日本橋の煎茶道教室 月空庵の主(煎茶道 黄檗売茶流 準師範/日本茶インストラクタ…

遠藤 霜空(黄檗売茶流 準師範/日本茶インストラクター)

東京・日本橋の煎茶道教室 月空庵の主(煎茶道 黄檗売茶流 準師範/日本茶インストラクター)。 煎茶道や日本茶をはじめ、主に日本文化についてノートに記録いたします。 https://www.gekku-an.jp/

最近の記事

EN TEAのお茶と和菓子のペアリングイベント参加報告

こんにちは。遠藤霜空です。 煎茶道 黄檗売茶流 準師範、日本茶インストラクターとして活動しています。 先日、三越伊勢丹主催のお茶と和菓子のペアリングイベントに参加してきました。今回のnoteでは、イベントの参加報告をしたいと思います。 和菓子コミュニティ「わがしのわ」今回参加したイベントは、三越伊勢丹が運営する和菓子コミュニティ「わがしのわ」メンバー限定のイベントです。 「わがしのわ」に参加すると、専用のWebポータルで以下の3つのことを行えます。是非みなさん、参加して

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      灌仏会献茶式(蟠龍寺)

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        煎茶会「桜花爛漫」(建長寺)

        • スライド1枚で伝える「ほうじ茶のおいしい淹れ方」~能登半島地震復興チャリティー 第2弾~

          こんにちは。遠藤霜空です。 煎茶道 黄檗売茶流 準師範、日本茶インストラクターとして活動しています。 能登半島地震チャリティーイベントのご案内2024年3月2日(土)、東京都目黒区にある蟠龍寺にて、能登半島地震復興支援のためのチャリティーイベントが開催されます。 蟠龍寺 副住職の法話、塗香作りのワークショップ、そして黄檗売茶流の煎茶席の3部構成です。 煎茶席では、石川県の名産「加賀棒茶」をお入れいたします。私、遠藤霜空もお手前をさせていただきます。 参加費は、必要経費

        EN TEAのお茶と和菓子のペアリングイベント参加報告

          スライド1枚で伝える「石川県のお茶」~能登半島地震復興チャリティー~

          こんにちは。遠藤霜空です。煎茶道 黄檗売茶流 準師範、日本茶インストラクターとして活動しています。 能登半島地震チャリティーイベントのご案内2024年3月2日(土)、東京都目黒区にある蟠龍寺にて、能登半島地震復興支援のためのチャリティーイベントが開催されます。 蟠龍寺 副住職の法話、塗香作りのワークショップ、そして黄檗売茶流の煎茶席の3部構成です。 参加費は、必要経費を除き全額を石川県の災害義援金として寄付されます。是非、お誘い合わせの上、ご参加ください。 イベントの

          スライド1枚で伝える「石川県のお茶」~能登半島地震復興チャリティー~

          スライド1枚で伝える「お茶を美味しく保存するポイント」

          こんにちは。遠藤霜空です。 煎茶道 黄檗売茶流 準師範、日本茶インストラクターとして活動しています。 今回のnoteでは、お茶を美味しく保存するポイントをスライド1枚にまとめてみました。お茶を開封した後1か月程度、ご家庭で美味しさを保つ保存方法をご紹介します。 ※Googleスライドを閲覧できない方は、以下をご参照ください。 お茶を美味しく保存するポイントお茶を劣化させる原因 酸素 酸素は、日本茶に含まれるカテキンやビタミンCなどを酸化させ、風味と香りを劣化させます。

          スライド1枚で伝える「お茶を美味しく保存するポイント」

          スライド1枚で伝える「美味しいお茶の選び方」

          こんにちは。遠藤霜空です。 煎茶道 黄檗売茶流 準師範、日本茶インストラクターとして活動しています。 今回のnoteでは、美味しい煎茶と玉露の選び方についてスライド1枚にまとめてみました。 ※Googleスライドを閲覧できない方は、以下をご参照ください。 美味しいお茶の選び方美味しくて品質の良いお茶を見分けるポイントです。お茶を購入する際のご参考にしてください。 美味しいお茶でも、傷んでくると次第にこのポイントから外れてきます。香りや色合いが変わる前に、新鮮なうちにお

          スライド1枚で伝える「美味しいお茶の選び方」

          スライド1枚で伝える「日本茶の歴史」

          こんにちは。遠藤霜空です。 煎茶道 黄檗売茶流 準師範、日本茶インストラクターとして活動しています。 今回のnoteでは、日本茶の歴史についてスライド1枚にまとめてみました。 ※Googleスライドを閲覧できない方は、以下をご参照ください。 日本茶の歴史概観815年(平安時代) 永忠が嵯峨天皇に茶を煎じて奉った(『日本後記』)。これが、日本における茶に関する最初の記録。 飲まれた茶は、唐にみられた「餅茶」だと推定される。新芽を蒸し、臼で挽いて餅状に固めて乾燥させたもの

          1分で分かる「寒天と隠元隆琦」

          こんにちは。遠藤霜空です。 煎茶道 黄檗売茶流 準師範、日本茶インストラクターとして活動しています。 今回のnoteでは、寒天の起源と隠元隆琦の関係について1分でお伝えいたします。 寒天の起源寒天は、和菓子作りに欠かすことのできない食材の一つです。羊羹やあんみつ、金錦など、寒天を使用した和菓子が多くあります。 天草などの紅藻類の煮汁を冷やし固めてトコロテンを作り、トコロテンを凍らせて乾燥させたものが寒天です。 寒天の起源は江戸時代、1650年頃の冬にさかのぼります。

          スライド1枚で伝える「玉露の栽培方法」

          こんにちは。遠藤霜空です。 煎茶道 黄檗売茶流 準師範、日本茶インストラクターとして活動しています。 今回のnoteでは、玉露の栽培方法についてスライド1枚にまとめてみました。 ※Googleスライドを閲覧できない方は、以下をご参照ください。 玉露とは玉露とは、チャノキの新芽が1~2枚開き始めた頃から、茶園を葦簀や藁で20日間ほど覆い、日光をさえぎって育てた(被覆栽培)お茶です。 被覆栽培の効果光を制限して新芽を育てることにより、テアニン(旨味)からカテキン(渋味)の

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          家元襲名五周年記念煎茶会(増上寺・光摂殿)

          家元襲名五周年記念煎茶会(増上寺・光摂殿)

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          1分で分かる「重陽の節句」

          こんにちは。遠藤霜空です。 煎茶道 黄檗売茶流 準師範、日本茶インストラクターとして活動しています。 今回のnoteでは、重陽の節句について1分でお伝えいたします。 重陽の節句重陽の節句は、五節句のひとつで、9月9日を指します。 重陽の節句は平安時代の初めに中国から伝わりました。古来中国では、奇数のことを「陽数」と言い、縁起が良いとされてきました。そして、陽数の中でも最も大きい「9」が重なる9月9日を「重陽」と呼び、節句のひとつとしました。特に長寿や繁栄、健康を願う日と

          玉露と和菓子とお花の会 ― 冷煎花茶会を開催

          こんにちは。遠藤霜空です。 煎茶道 黄檗売茶流 準師範、日本茶インストラクターとして活動しています。 今回のnoteでは、8月末に米山霜閑先生と共同で開催した「冷煎花茶会」についてご報告です。 「冷煎花茶会」と言う名前のとおり、夏の暑い季節に涼を感じていただくというテーマで開催しました。 お茶は、玉露をオン・ザ・ロックでお出ししました。氷を口よりも高く盛ったお茶碗に注がれる玉露は、見ているだけで涼しさを感じます。 お茶碗は、黄檗売茶流 オリジナルの平成茶碗です。どなた

          玉露と和菓子とお花の会 ― 冷煎花茶会を開催

          スライド1枚で伝える「玉露の製造工程」

          こんにちは。遠藤霜空です。 煎茶道 黄檗売茶流 準師範、日本茶インストラクターとして活動しています。 今回のnoteでは、前回の「煎茶の製造工程」に続き、玉露の荒茶の製造工程についてスライド1枚にまとめてみました。 ※Googleスライドを閲覧できない方は、以下をご参照ください。 玉露(荒茶)の製造工程玉露の製造方法は、基本的に煎茶と同じです。 しかし、玉露の茶葉は水分が多く、柔らかいため、茶葉を傷付けてその風味を損なわないように、取り扱いに十分な注意が払われています。

          スライド1枚で伝える「煎茶の製造工程」

          こんにちは。遠藤霜空です。 煎茶道 黄檗売茶流 準師範、日本茶インストラクターとして活動しています。 今回のnoteでは、煎茶の荒茶の製造工程についてスライド1枚にまとめてみました。 日本茶インストラクターの勉強をしていた時、各工程で何が行われるのかを具体的にイメージできずに苦労した記憶があります。今回は、イラストを用いて具体的かつ簡潔にまとめてみました。 ※Googleスライドを閲覧できない方は、以下をご参照ください。 荒茶とは荒茶とは、茶農家が摘み取った茶葉(生葉

          スライド1枚で伝える「平成茶碗の由来 ― お茶碗とユニバーサルデザイン」

          こんにちは。遠藤霜空です。煎茶道 黄檗売茶流 準師範、日本茶インストラクターとして活動しています。 今回のnoteでは、私が教授を務める黄檗売茶流がお手前で使用する「平成茶碗」の由来をスライド1枚にまとめてみました。 ※Googleスライドを閲覧できない方は、以下をご参照ください。 お茶碗と普遍性黄檗売茶流では、お猪口大の一般的な煎茶碗に加えて、大振りのオリジナルのお茶碗をお手前に使用します。 このお茶碗を「平成茶碗」と呼び、ユニバーサルデザインの考え方が取り入れられ

          スライド1枚で伝える「平成茶碗の由来 ― お茶碗とユニバーサルデザイン」