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心にトキメキを!子供時代と変わってしまった時間感覚を取り戻すために必要なこと

「毎日があっという間に過ぎて、いつの間にか年をとってるよね……。」と嘆く友人が最近多い。そしてその気持ちがものすごく共感できるのだ。

ついに踏み入れた“30代”も気が付けばもうすぐ1年が経つし、前職を辞めたのもつい最近な感覚だけど半年前だし、年々時間感覚が早まってる気がする。

そのためなのか分からないが、常に時間に追われている。

いつからか電車に乗る時は発着時刻とにらめっこしながら、分刻みで到着時間を調べるようになった。

人との待ち合わせにもぴったりめに着くようにしてるので、駅に着いたら即目的地まで移動。そのため、行きすのがらで優雅にカフェに寄ったり、ウィンドウショッピングなんぞしている時間はない。

仕事前もギリギリまで寝ていたいし、終わったら次の日に向けて少しでも早く帰りたい気持ちが焦る。

いつも次の予定に追われ、新しい事をする隙すら自分に与えていなかったのだと思う。そんな日々はびっくりする程あっという間に過ぎて行く。

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振り返ってみると、子供の頃は毎日が今よりゆっくり感じていていたな、と思う。どの時代にも変わらない時間が流れているのに不思議なものだ。

気になって調べてみたら、この時間感覚の変化は一説によると、大人になるとトキメキ(新しいことに出会う頻度)が減るからなんだそう。

子供の頃は人生経験が短く、知識や体験も少ないので“新しい体験”の繰り返し。

時間当たりの情報の密度が高いので、子供の時間の方がが長く感じるんだそう。

一方で大人は、人生経験から出来事に対して予定調和になってくるので、よっぽどの楽しみな予定や印象的なことが無い限り、単調に時間が過ぎて行くそうな。なんと恐ろしい……。

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思えば前職は時間が2倍速に感じていたのだが、逆にいまの仕事は前職の10倍くらい時間が遅く感じる。新しい業務を覚えることや、接客業なので不特定多数の人と出会う頻度が高いのも刺激的だったのだと思う。

このまま過ごして行けば代わり映えのない安定した生活で、体感時間も早く感じる日々。それが退屈なりヤバい!と思うなら、新しいことを始めるタイミングなのかも。

職場や住環境を変えるのはハードルが高いので、まずは簡単なことから取り入れてみたらどうだろう。

通勤ルートを変えてちょっと寄り道をしてみたり、やったことのないスポーツをしたり、食わず嫌いなジャンルの映画を見てみたり。

ちょっとした刺激の積み重ねって楽しいし、話のネタにもなる。そして時間感覚がゆっくりな方が人生が長く、その分濃密に感じるはず。

編集:アカ ヨシロウ

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