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共同親権の闇

DVハラスメントや、夫婦生活の破綻で離婚、その後出て行った妻(夫)に対して、
「幸せを奪った、子供を奪われた」などと逆恨みし
元妻(元夫)への嫌がらせや名誉毀損や殺害など引き起こす。

共同親権になると、こんな事件が多分増える。

離婚しても、夫婦互いの了承がなければ子供の事を決められなくなるからだ。
それは、危険な相手と離婚後も、関わり続けなければならなくなるという事だからだ。

DV案件は共同親権除外する、とか言ってるようだけど、
その判定はどこで決めるの?

通常のDV裁判のように、
骨折したり縫ったりするような傷があり、なおかつ
病院受診してその証明でもないとDV認定できないとしたら、
ほとんどのDV案件はすり抜けられ共同親権を認められる。

DV加害者は病院にも行かせない事が多いから、被害の証拠も残せない。
継続的な虐待ハラスメントを行うことで、被害者側がマインドコントロールされ、逃げる気力や思考力をも奪われる。
「DV気質の人間の狡猾さ」を甘くみてるとしか思えない。

日本のDV裁判の被害者保護の脆弱さも腹立たしい。

離婚する時は、対外的には良い夫(良い妻)を演じるだろうし、外部の人間にはその人の本性や危険性は分からない場合が多い。
DV系の人間は、極めて外面がいいのも特徴の一つだ。
暴力は必ず目に見えない所に行うのも特徴。

DV男(DV女)側の、その歪んだ被害者意識と幼稚な執着は相手を執拗に攻撃しつづけ、挙げ句殺してしまう事も多い。

夫婦生活に危険があって逃げるように離婚してるのに、
子供の事を決めるのに元夫(元妻)と関わり続けなければならない。
関係性が破綻した相手と、子供の事を決めるのに
お互いの了承を得なければならないために、関わりつづけさせられる。
親子共々に。地獄のよう。

DV系の人間は「相手を弱らせ支配する事に全力を注ぐ」から、
嫌がらせで了承せず、なんて事が当たり前に起こる。
そんな無理ゲーを強いる制度。
被害者側をさらに追い込み、加害者側を擁護できる制度。
それが共同親権だと思う。

共同親権の国の、
ストーカー殺人や、逆ギレ殺人や、連れ去り殺害や、
離婚後の継続的な嫌がらせや名誉毀損など、
元夫婦間の、そんなのがあまりにも多い。

それでも子供の面会や、決め事の夫婦の意見の一致が必須だったり、
どう考えても無理な状況なのに無理やりやらせるのが
共同親権のルール。
加害者天国のようになる。
ルールを盾に、思う存分嫌がらせ出来てしまう。

その不利益を改善するために、共同親権先進国は、
軒並み共同親権の制度を改めているのに、
この国はなぜそれを無視して共同親権を推進するのだろう?

DV気質のある政治家が多いのだろうか?
自分達に似てる加害者を守りたいのか?
そんな風に思うくらい。

家父長制は、DVと親和性が極めて高い。
家父長制の下では、家父長のいう事が善悪よりも優先され、
DVハラスメントは躾けと表され、巧妙に隠せるから。
この国のDV、ハラスメントは、
まだ氷山の一角しか表に表れていない。

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