6歳 命について感じる?

世間は大雪で大騒ぎだけど
我が家では夫の祖母が亡くなった。

息子たちにとっては曾祖母。
次男にはまだ何のこっちゃ?だが
長男にとっては初めて、
人生の最後の瞬間に立ち会った。

眠るような曽祖母。
お線香の香りに
見知らぬ大人たち。

正直、ちょっと連れて行くのを躊躇ったが
(葬儀で次男が騒いじゃうしね)
最後の孫である夫は
非常にお世話になった人でもあるので
参列した。

次男は開始と同時に別室に私に連行されたが
(やっぱ無理だった)
長男は不思議そうな顔をしながら
納棺、火葬に立ち会った。

『どうやって空の上に行くの?
空の上に行くのに、何で草履を履くの?』
素朴な疑問を投げかけてくる。

煙になって空の上に行って、
三途の川っていうのを渡らないと
天国に行けないから‥

つたない、私の説明がつたなすぎる。
もっと調べればよかった‥。

『煙か‥』と長男。
その横顔は
少し大人びて見える。

平気そうに見えて、
結構疲れたのか
しばらくグズリがすごかった。
命の終わりを
少し感じたのだろうか。

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