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勝手に本と映画

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勝手に自分セレクトした、映画や本、あるいは監督や、作者をじっくりと、あちらこちらからの角度でnoteしてます。
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記事一覧

視点が反対の二つの難民映画、、、。ヨーロッパへ向かう人たちと、受け入れる島、国

欧米が「デモクラシー」と叫んで起こさなくていい戦争で傷つけた中東周辺国。ヨーロッパ諸国が…

Keiko B
3日前
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人間界への皮肉に満ちていて面白い、神視点映画!『Poor things』

先日、S Fロマンティックコメディというカテゴリーにある、それだけでもツッコミがいが満載「…

Keiko B
1か月前
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映画「プリシラ」、ミュージシャンの妻や恋人という存在について考えてしまう

ソフィ コッポラの映画「プリシラ」をあまり期待しないで見た。 プリシラとは、あのエルビス…

Keiko B
2か月前
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最近公開されたイタリア映画4作品の感想 

時間がある時は映画館通い。何せマイナーの映画館だけに通じるサブスクをしてしまったから。毎…

Keiko B
7か月前
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大人気映画監督のウエス・アンダーソンの「アステロイド・シティ」、好き、嫌い?

ウエス・アンダーソンといえば、最近のオシャレ系映画を作る人として有名だ。映像がとにかくポ…

Keiko B
8か月前
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バーベンハイマーの炎上で観ないのは勿体無い。『オッペンハイマー』『バービー』

バーベンハイマー? が日本で大炎上? 映画『オッペンハイマー』『バービー』を合成したもの…

Keiko B
8か月前
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最近の読書 ひとこと感想 の三

ご無沙汰しました。 前回のひとこと感想 の2↓から、一ヶ月も経ちました。私のトンデモひとこと感想にいいねを押してくれた人、ありがとうございます。前回も書いた通り、昨年11月から6月までに読んだ本をランダムに備忘録として感想を書いています。私の性格故かだいぶ辛口ですが、それでも負けない方は、先へお進みください。 今回の本たちは、出版が古いものが中心です。が、私が手に入れたのは割と最近。 「メタボラ」と、「デジタルの秘法」は、今年の4月ごろデュッセルドルフで古本として手に入れま

最近の読書 ひとこと感想 の二

ひとこと感想 の一は↑。 というわけで、(何がというわけなのか、わからないが)絶賛辛口で…

Keiko B
10か月前
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最近の読書 ひとこと感想 の一

去年の終わりに日本から帰ってきた本から、友人に借りた本、いただいた本の感想を忘れないうち…

Keiko B
10か月前
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ジャン=リュック・ゴダール オマージュ

ゴダールの教え 『わからない』が強烈に面白い、と教えてくれたゴダール 映画、小説、ドラマ…

Keiko B
1年前
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今ここにある最悪、ディストピア映画『ニューオーダー』

昨日映画「ニューオーダー」を観た。 想像通りのディストピア映画だったんだけど、ここまで感…

Keiko B
1年前
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映画"In Time" 寿命時間が腕に刻み込まれる世界の中のロミオとジュリエット?

私たちの現実の社会は2022年が始まりましたが、しぶといコロナ禍がまだ続いてます。このワクチ…

Keiko B
2年前
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脳インプラントの治験成功のニュースを見て思い出したこの映画、『Transcendence』

世界はどこへ向かおうとしてるのか、と考えてる人が増えたと思う最近。 歴史学者いわく、いつ…

Keiko B
4年前
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高峰秀子「わたしの渡世日記」

「7日間のブックカバーシェア」というのがFBであり、それがわたしがこのブログをするきっかけになった。そこで知った一つの本が、高峰秀子の自叙伝「私の渡世日記」。なんだかヤクザ風の題名であるが、家にあったので早速読んでみた。 昭和を代表する大スター高峰秀子さんの語るあの時代の田中絹枝さんへのバッシングエピソードは、これは今の話か、と驚いた。色々なエピソードが現在のもやもやとした日本の空気と交差しまくっているのにも。 この本は、しっかり足をつけて子供ながらに戦争中も働いていた人