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帰りは怖い、の集中豪雨。死ぬかと思いながらの運転でとりあえずドイツへ到着。ep9

美しいスイスの風景を、本当にがっちり楽しめる日はいつのことなのか? こんな時期だからか、旅行してるのに旅行をついネガティブに考えてしまう自分を少し戒めながら、まずはイタリアからスイスの風景を写真で紹介。

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登山の思い出、母の手紙。


険しすぎる北アルプスの山々! 特にイタリア側の方が厳しい顔をしてるように見える。

もともと日本アルプスの麓で生まれた私。山が見えるところにいるだけで郷愁。オランダに山はなくいつも淋しい。

死ぬほど登山をさせられた、子供時代を思い出す。
あれはあれで今考えるといい思い出だけど、一度だけ喘息っぽくなり途中で先生と共に下山したことがあった。

途中で他の生徒を待つ間のランチタイムでお弁当を開いたら、小さい頃登ったその山への思い出を書き連ねた母からの手紙が出てきた。

本当に登山が盛んな県すぎる。その山は母も登ったらしく色々書き連ねてあった。すでにわたしは挫折したけど、そんなことは想像もしなかったらしい母。手紙をわたし一人が読むならまだよかったのだけど。

問題はお弁当が入った布ががっちりと結ばれすぎていて解けず、先生の力を借りて開けたので、手紙に喜んだ先生が朗読して他の生徒にも知られ恥をかく。

いつもながらやってくれます、母!

お隣のクラスの先生だったけど、学校全体でやってる音楽指導もしてくれていたので小学校では生徒たちが一番馴染んでいた人気の人。

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とある登山では、

10人くらいで一斉に山で迷い、みんなで道を探して集合場所まで帰れたことも。あれは今の時代ない話だろうけど。

小学生だけど、もはや登山慣れしていたわたし達だから帰れたのかも。まるで今考えると映画のシーンのよう。

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あっという間に国境を通る。
イタリアへ向かった時とは違い、トンネルではイタリアへ入る車を一々チェックしてるようだった。スイスへ向かう私たちは相変わらず、フリーパスで。

険しい山を降りたあとは、スイスの湖が目の前に広大に広がる。

そして突然牧歌的なアルプスハイジの世界へ。この辺りまで天気はよかったのに、スイスを進むごとに、どんどん怪しい雲が。

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だんだん天気が崩れて来た。

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牛を見ながら、どんどんドイツへ北上。
その後、どんよりした雲だけではなくて、車にいても湿度が上がってきた。

視界真っ白、ホワイトアウトだ!


ものすごい雨。
集中豪雨。全ての車がMax50キロで走る。それ以上速度を出せない。速度制限をされてるわけでもないけどo、どう考えてもそれ以上は危ない。
20日間前のドイツ中心に起きた洪水をわたしは思い出した。

タイヤが水の中に埋もれていくような感覚。より速度が下がる。
前は見えない。
みんな一斉に近づいて、前の車の赤ランプを見つめる。
視界は全てホワイト。
これ、一時間近く。
わたしの運転の時だったので、写真なし。

めちゃ疲れた。

ちょっと死ぬかと思った。

で、本当にようやくドイツの一泊する村に近づいた。

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雨が一息ついたので、夫に運転を変わってもらって、、、肩をほぐす。
緊張したっ! 確かホテルにはサウナとかあった気もするけど、この時期にサウナ使えるのかな? 

ep 10ドイツの小さな村。

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