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女ひとり旅 乗り継ぎ 乗り継ぎ 乗り継ぎ 28時間かけて行くマダガスカル[マダガスカル旅行編ep.18]

午前12時20分、韓国、仁川国際空港を出発し13時間のフライトでエチオピアのボレ国際空港へ向かう。
マダガスカルまで、まだ乗り継ぎが続く。
隣の黒人男性は体格が良さそうで、私の座席の4分の1に腕がはみ出している。
ぶつからないように出来るだけ、窓側を向いて座るので首が痛い。

午前7時40分、予定より20分遅れでエチオピアに到着した。
沖止めの飛行機から、バスに乗ってターミナルへ移動する。
マダガスカルまでの乗り継ぎ時間は1時間10分。
ゆっくりする時間はない。

セキュリティチェックは結構並んだものの、問題なく通り抜けられた。
朝の離発着便が多い時間帯のため、制限エリア内はかなり混んでいて、ゲート付近の人だかりで、人を避けて歩くのも一苦労だ。

ターミナル2の出発ゲートに到着した時には、搭乗が始まっていた。
沖止めの飛行機に乗るため、またバスに乗り込む。
午前8時50分、定刻通り出発した。
午後2時前、約5時間のフライトを経てマダガスカルの首都アンタナナリボに到着した。
最寄りの伊丹空港を前日の午後2時に出発してから丸1日以上(時差の影響があり、実質約28時間)かけて、目的の国に来たわけだ。

機内では出入国カードの配布はなかった。
到着後、ビザを購入し、続いて入国審査の列に並ぶ。
しばらく並んでいると、三つ折りのカードサイズの紙を配布された。
入国審査のカウンターが空き、何人かの列の前方の人が行くも追い返されている。
よく見ると先程配布された紙は、出入国カードだったらしい。

列から逸れて、地べたに座ってカードを埋める人達の並ぶ壁際で、臆病者も用紙を埋めていく。
正直、合っているのか分からない質問もあるが、とりあえず埋める。
審査のカウンターへ行き、出入国カードとビザを貼ってもらったばかりのパスポートを出す。
特に質問もなく、あっさり入国出来た。

ターンテーブルで預け荷物をピックアップして、出口へ向かう。
今回はロストすることなく、荷物を受け取ることができた。
それだけのことでほっとする。

今日することは後3つ。
現地通貨への両替とSIM購入、アンタナナリボで1泊するロッジに空港送迎を頼んでいるので、そのスタッフと落ち合うことだ。

到着ロビーに到着すると、サンタ帽を被った空港職員に飴を手渡される。
今日はクリスマスイブ。
ロビーに響く生歌もクリスマス仕様だろう。


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