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それって栄養失調かも?【冬型栄養失調】

立春も過ぎ、暦の上ではもう春ですね。しかし、実際は今が冬本番といった感じですね。寒がりコニーはこたつからなかなか出ずに、あれもこれも面倒なんて口癖のように呟いてしまいます。

先日、瞼がピクピクとしていました。家籠りしてサブスクのドラマばっかり見ていたせいで眼精疲労かな?なんて思って目薬さしてみたりしたのですが、翌日には口内炎ができてしまい、しまった!と慌てて道の駅に美味しそうな野菜を買いに走りました。

冬型栄養失調。
ご存じでしょうか?
「夏太り」という言葉がありますが、夏はエネルギーを多く使用しなくても体温を保てるので、特別な原因がなくてもいつもと同じ生活をしているだけで太りやすくなるのですね。
対して、冬になると夏に比べてエネルギーやカロリーをたくさん消費します。
寒いので、体温を保つために必死なのですね。夏に比べて多くの栄養を摂らなければならないのですが、ついつい簡単な食べ物で済ませていたことに反省です。
では、冬型栄養失調について少しお話ししますね。

症状にはどんなものがあるの?



① 瞼がピクピクする
② 口内炎が出来る
③ 疲れやすくなる
④ 髪が抜ける量が増える
⑤ 肌艶が悪くなる
⑥ 動悸を感じる
⑦ 爪が弱くなる
⑧ 傷の治りが遅い
⑨ しもやけができた

どんな栄養を摂ればいいの?


大きく分けるとビタミンとミネラルが必要です。
ビタミンB群は8種類とC・Dがあります。
ミネラルにはマグネシウム、鉄、亜鉛などです。
鉄については以前の投稿に詳しく書いていますので参考にしてくださいね。
各栄養素別に簡単に説明しますので、今の症状に合わせて意識するといいかもしれませんね。

ビタミン


ビタミンB群
①  ビタミンB1(疲労回復)炭水化物をエネルギーに変換するのに必要。脳の中枢神経や手足の末梢神経、筋肉の機能を正常に保つ
 →豚肉、玄米、枝豆、豆腐など

②  ビタミンB2(成長を促進)脂質の燃焼を助ける。皮膚や粘膜の維持や成長にも影響する。ダイエット中には積極的に摂りたい。
 →うなぎ、ぶり、乳製品、鶏卵、ナッツ

③  ビタミンB6(アミノ酸の再生成)タンパク質の分解と合成を助ける。アレルギー症状を抑える効果もあり、免疫機能を維持する。ホルモンのバランスを整える。
  →魚、肉類の動物性タンパク質。

④  ビタミンB12(貧血予防)赤血球の生成。
  →牡蠣、あさりなどの貝類、海苔、さばなど。

⑤  ナイアシン(粘膜や皮膚を保つ)酵素の働きをサポートする。アルコールを分解する。B1やB6と一緒に摂取すると効果的。熱にも強いので摂取しやすい。
  →たらこ、まぐろ、さば、鶏むね肉、エリンギなど。

⑥  パントテン酸(エネルギーを生成)腸内細菌によっても合成される。動脈硬化の予防。
  →鶏、アボカド、干しシイタケ

⑦  葉酸(赤血球を産生)熱に弱いので生で摂るといい。サプリメントを使うと効果的。
  →緑の葉野菜、菜の花、ほうれん草、モロヘイヤ、サーモン

⑧  ビオチン(血糖値を下げる)糖の代謝を助ける。皮膚や髪の毛の維持。アトピー性皮膚炎にもいいと言われている。
  →鶏肉、豚肉、卵黄、ナッツ、芋類
 
ビタミンは尿にてすぐに排出されてしまうため、毎日摂る必要があります。
糖質、脂質、タンパク質からエネルギーを生成しますが、これだけを摂っても上手く効果を発揮することができません。ビタミンBを摂ることでそれらのエネルギーを作り出す代謝を助けることから、同時に摂取するのが効果的です。
葉酸は体温を上げる赤血球を心臓に運ぶので、寒いと不足しがちです。それが不足すると動悸が出やすくなるのです。またお腹が緩くなりやすくなったりもします。
 
ビタミンC(神経伝達物質の分泌を促す)
  →ミカン、いちご、レモン、キウイフルーツ、柿など。
 
ビタミンD(炎症の抑制)
  →紫外線を浴びる。12月~2月は日照時間が少なくなり、日焼けを気にしていたりすると更に不足しがちになる。

ミネラル


マグネシウム(寒くて収縮した筋肉や血管を再生する)心臓病なども防ぐ。
  →ナッツ、ひじき、、大豆製品、わかめなどの海藻、ほうれん草など
 
亜鉛(免疫機能の向上)皮膚、粘膜、血管、肝臓の再生。不足すると味覚や臭覚障害があるとも言われている。
  →牡蠣、青魚、牛肉など
 
マグネシウムと亜鉛は加齢でも不足しがちになるので積極的に摂っていかないといけません。
 

冬型栄養失調を防ぐためには?


栄養は勿論のこと、体を冷やすことで多くのエネルギーを要することになります。
必要以上に栄養を摂ろうとすると、必然的にカロリーも多く摂取してしまいます。
大敵なカロリーですよね。
 
通常程度の栄養管理は念頭におきつつ、後は体を冷やさないことです。
 
首、手首、足首。
 
この3つの首を冷やすと体温は急激に下がります。
3つの首を冷やさずにおしゃれを楽しみましょう。

風の時代


風の時代というフレーズは聞いたことがありますか?
西洋占星術において言われているのですが、2022年に地の時代から風の時代に移行したと言われています。
特に2023年は古いものから新しいものへの移り変わりが本格的に始まる年となるそうです。
それを上手くキャッチするには、外に出て活動的になることが一番だそうですよ。
サブスクのドラマばかりみて家に籠っている自分にもしっかりと言い聞かせます。
外に出て、物や人に接して新しいものを取り入れましょう。
友人を誘って、おしゃれして、美味しいものを食べて、おしゃべりして。
楽しみになってきましたね。

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