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東大教授が考えるあたらしい教養【読書感想】

こんにちはsomekichiです。

皆さんは「教養とは何か?」を考えたことはありますか?
今と昔の「教養」の意味が変わってきていることに気づいていますか?

今回は、日本の科学論・科学技術社会論研究者でありながら、東京大学教授を務められている「藤垣裕子さん」が著者である「東大教授が考えるあたらしい教養」を読んだ感想をお話ししていきたいと思います。


今と昔の教養の違い

昔(昭和〜平成にかけて)は「専門性」を重視した「教養教育」が日本では行われていて「手に職をつけなさい」と家族に言われた方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら、現在は「専門性がいくら高く」ても、価値を出せないことがあったりします。そこで必要になってきたのが「専門と専門を繋ぐ人」であり、そういった人を育てる「教養教育」が現在では必要とされていたりします。


今の教養を学ぶには?を学べる書籍

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本書の大きな特徴の一つとして「どうすれば”今の教養”を学ぶことができるか」を知ることができる書籍となっております。

実際に「専門性と専門性繋ぐ人材とは?」という話であったり、実際の「東大で教えられている教養(リベラルアーツ)」の内容にも触れられており、実際に日本トップレベルの「教養教育」の一端に触れることができます。

今の東大生はどのように「教養」を学んでいるのか。気になりますね。


幅広く「教養」についての理解を深められる一冊

「教養」と一言で表しても、人によって、団体によって様々な解釈があります。もしかすると個人レベルでも教養の解釈は変わってくるのかもしれません。

実際に「新しい意味での教養」を学ばなければ、これからの時代は「活躍が難しくなっていく」と思いました。勿論、専門性を高めるのは重要だとは思いますが、他の分野の知識も勉強する必要性があることを痛感しました。

また、読書というのはその点、専門分野以外の知識を得るのに、非常に「効果的」だとも思いましたので、読み方も重要ですが、できるだけ分野が偏らない読み方・本の選び方をしていきたいと思います。

是非、この記事を読んでくださっている皆さんも、本書から学べることは多くありますので、興味がある方は是非読んでみてください!2021年11月現在は「kindle unlimited」で読み放題対象にもなっておりますので、登録されている方も読んでみてくださいね!

ここまで本記事をご覧いただき有難うございます。
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