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生きているうちに読了したい本『マイ・ストーリー』イングリッド・バーグマン

「カサブランカ」で、彼女に参ってしまった。余談であるが、ボギーとの愛と別れのこの映画は戦意高揚映画である。どうつながるかは、この映画を観て頂ければよいが、アメリカ合衆国って国の持つ、凄さを感じた。

イングリッド・バーグマンの演技力と美貌は、モノクロであろうが、容赦なく、自分の心を震わせてきた。彼女の作品は、名画座、video、DVDと観てきた。スウェーデン時代の作品も観てきた。

その彼女の書いた自伝が、この1冊である。買ってから、ずっと読まずに本棚にある。読んでしまうのが、もったいないと言うか、切ないというか。だから、まだ、読んでいない。

「カサブランカ」が、ダントツであるのだが、個人的な好みで言えば、「凱旋門」も忘れられない。カルヴァドス(林檎のブランデー)を知って、飲んだのも、今思えば、自分は、ミーハーそのものだと思っている。

銀幕の中にしか残ってない時の名残りのひとつとして、イングリッド・バーグマンは、自分の心に輝いている。この冬休みに、久しぶりにカルヴァドスを探して、ちびちびと飲みながら、読んでみようかと思っている。

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