「14才のジェニー・ジョーンズ」
誰かが好きなものについて語ること。それを聞くのは楽しいし、ましてや、人生の大きな転機やきっかけになったものになると、その人の人生観にも通じる話になるので、とりわけ興味深い。
朝の通勤で思いついて、お昼休みに書いています。一筆書きだけど、どうなるだろう。いつかやるかもしれないし、やらないかもしれない、簡単な企画書です。
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「14才のジェニー・ジョーンズ」とは、インタビューシリーズであり、受注生産型のレーベルである。
1.インタビューシリーズ
イラストレーターやミュージシャン、お店のオーナーや落語家。なにか表現活動をする人に話を聞いていく。noteのマガジンで全5回などの形で掲載する。
例えば、「3才のわたしのワンピース」「25才のスティルライフ」「49才の鹿児島旅行」など、いまの自分から見たときに転機になった出来事や出会ったコンテンツについて語ってもらう。
2.受注生産型のレーベル
連載終了後、取材した方とコラボグッズをつくり、受注生産として販売する。例えば、イラストレーターさんは描き下ろしでトートバッグを作る。ホテルオーナーは特別宿泊プランを販売する。ミュージシャンはスタジオライブのURLを販売する。
在庫を持たないように、基本は受注期間中に集まったオーダー数のみ生産し、販売する。紙ものならここ、布ものならここ、と信頼できるメーカーさんとも連携したい。
そして、発送する際にはインタビューをZINEにして同封する。ウェブ版とは違う編集で、ディレクターズカットになっている。
3.いづれはリアルな場でも
10人分のインタビューと制作物が集まったら、それを集めて展示会やイベントをやってみる。インタビューに登場したミュージシャンのライブ、チケットの半券はイラストレーターさんによるものだ。
参加者は、別に名前を掲載する必要はないけど、みんな胸に「17才のシャムキャッツ」とか、「26才のShozo coffee」といった名札をつけている。それぞれの好きなものと、それに出会ったタイミングを尊重する。知識のひけらかしや対他的な雰囲気はない。
・・・という企画なんだけど、やってみたい人、みてみたい人とかいるかなあ。似たようなサービスも色々あると思うけど、"「●才の●●」がいまの自分につながっている"ことを、その人の最新のプロダクトや企画を通じて表現する、というのは面白いかもしれない。
ちなみに、「ジェニー・ジョーンズ」というのは、イギリスのパンクバンド、クラッシュの1stアルバムの1曲目です。僕はこれを14才の時に初めて聴いて、それから色々あっていまに至ります。ズッタカズッタカというイントロのドラムを聴いただけで、ちょっと元気になります。
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