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【オープン社内報#44】「ヴィジョンズ」を聴いて

こんにちは。株式会社ひらくの染谷拓郎です。

 オープン社内報、2ヶ月ぶりの更新となりました。2月の1ヶ月は育休で家で過ごす時間が中心となり、仕事はメンバーに任せて過ごすことができました。改めて、この期間を支えてくれたみなさんに感謝します。ありがとう。

 朝早く起きて部屋を整え、朝ごはんとお弁当をつくり、名付けようのない様々な雑事をこなし、夕食をつくり、新生児の世話をし、子どもたちをお風呂に入れ、掃除洗濯をして、気絶したように眠る。「それでライフ・イズ・カミングバック、こんな素敵なデイズ!」と感じられる時もありましたし、「つらい、もうしんどい、早く仕事したい」という時もありました。3月に入った瞬間に一気に仕事が重なりすぎたりして、なんにせよバランスが大切だと実感しました。

 先週、組織と人事体制が告示されました。株式会社ひらくもプラットフォーム創造事業本部も、メンバーの入れ替わりがあります。4月からスタートではなく、3月の残り期間でしっかり新体制に向けた準備を進めていきます。僕自身も見る範囲がより広く深くなるので、今までの手ぐせで仕事をせず、新しい自分になれるようがんばります。

 チームが円滑に動けるようにすること、メンバーがそれぞれの持ち場で精一杯力を発揮できる環境をつくること。それを実現するために日々試行錯誤をしていますが、最近ちょっと思ったことをシェアします。

 3月にノラ・ジョーンズの最新作「ヴィジョンズ」がリリースされました。1stと2ndはずっと愛聴していたのですが、それ以降の作品はそこまで聴き込んでなかった。Apple musicで知り、軽い気持ちで聴いたら、これはすごいぞと驚きました。力強く繊細なソウルミュージックで、かつノラの歌声が素晴らしいのですが、このタイトルの「ヴィジョンズ」が面白い。ちゃんとインタビューや歌詞の邦訳を読んでないのであくまで想像ですが、ビジョンに複数形をつけ、それをアルバムタイトルにしたことに意思を感じました。

 さまざまな企業やサービスにおいて、ビジョンやパーパスをひとつ定め、そのあとに戦略や戦術、つくりたい未来が広げていくのが通例ですが、大元のビジョンがたくさんあってもいいのかもしれない。ビジョンがたくさんあったほうが、働くメンバーも拠り所が増えるかもしれない。全体的なトーンや進む航路に大きなブレが出ないのであれば、ビジョン自体が複数ある状態をつくってみてもいいかも、と思いました。その方がなんか、楽かもと。「場と機会づくりを通じて、うれしい時間を提供する」というのがひらくのビジョンです。こrをぶらさずに、より豊かな未来をつくるための選択肢がつくれるかもしれない。

 新しいメンバーが入ることは、熱湯に水を注ぐように一旦温度は下がることは避けられません。すぐに沸騰していけるように、各チームのリーダーたちは工夫を重ねていきます。そのヒントをノラ・ジョーンズが教えてくれたようです。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。今日もがんばりましょう。

染谷

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今週の「うれしい」
書いていて気づいたけど、小学生のころから「あれもしたい これもしたい もっとしたいもっともっとしたい」という歌を聴き続けてました。そういえばこれも「ビジョンズ」ですね。音楽から教えてもらうことばかりだ。

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