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徒然進撃の巨人

私の進撃の巨人初体験は第1期のアニメ。ストーリー良し、作画良し、アクション良し、音楽良しで、もう最高に楽しめました!
立体起動装置という発想、あれ考えた人もスピーディーでスマートな動画にしちゃった人も天才でしょ?
主題歌も世界観に合っててよかったし、あの当時、進撃の巨人が話題になっていたのも納得です。

その後は完結してないからという理由でマンガもアニメもまったく観ないでずっと来ていましたが、つい先日『今ならなんと1〜28巻まで無料で読める!』ということで、再び進撃の巨人に手を出したわけです。

単刀直入に言うと、読んで良かった!
こんなに奥があって複雑な話になるんだという驚愕。巨人の謎、世界の謎、民族や人の過去がどんどん解けて行って一つの座標へ向かっている今、早く続きを知りたい!
29巻も今日100円ということで、買いました、読みました。コミックス派なので、次が12月。楽しみでしょうがないです!

それから、巻末の時間予告がいいセンスしてますよね。進撃の巨人キャラを活かしたスピンオフで本当にそれ読みたい。本編のサシャの言動やエレンの中二病見られちゃうネタとかうまく笑える所がいくつもあるのも進撃の巨人の魅力です!

物語の最初はシンプルなんですよね、人間VS巨人。恐怖心や力の差を乗り越えて、仲間と共に巨人と戦う。
たくさんの犠牲を出しながらも、心の無い強敵に立ち向かい、絶望と希望を味わいながらも一人一人が葛藤し成長する。そして、追い詰められた世界の中でどう生きて行くかを決めてそれぞれ前に進む。
主人公エレンはあっという間に巨人に食べられて、マンガでよくある強い力を手に入れて復活っていうお約束!
そこから新たに巨人になれる人間という敵がわかって、それからなんやかんやで調査兵団VS新兵団からの、王政やら壁の外の世界やらどれだけ広がってく?ってたぶんこれ書きたいこと書ききれない!

ので、ここからネタバレ散文。

・ライナーが随分しぶとく生き残りますね!
けっこう早めに倒されるかなって思っていましたが、戦士であり兵士であったライナーの心の葛藤と消耗がいい味出してます。裏切って裏切られて、他人のことを思って彼はどんどん苦悩します。
エレンのライバルとして身体も心もぶつかってその先にはどんな安らぎがあるのでしょうか?

・ベルトルトはまさかアルミンにね!
ていうか、戦い方があなたアルマゲドンですか?
巨人の身体が本物の肉や骨よりは軽いって言っても、あれだけの大きさだから空から落下したら相当の破壊力がある。その戦法よく考えたね。
近づいた人間を焼き殺せるぐらいの熱も出せるから、対人間にはほぼ無敵。
ただ、兵器が出て来てからは標的になるからアルミンは巨人にならないのであってるかな?
アルミンがアニに会いに行くのもベルトルトの記憶が混ざったからというのも納得。まぁそれが本当かどうかはなぞだけど。

・巨人が9いてそのネーミングもビジュアルも凝ってますね。特に戦鎚が最後に出ただけあってシンプルな美しさ、デザイン性もあって素敵ですね。ハンマーや槍みたいなのはわかるけど、ボウガンみたいなので矢を飛ばしてそれあり?って感じですが、面白いから良しです!
アニの結晶化との繋がりもだし、本体と巨人の関係性に他の巨人との違いがあったのも良い!
最後に顎を利用しちゃうのもいろんな残酷さがあって良いですね!
これぞ進撃の巨人!

・車力は初め見た目からノロマなイメージでしだが、本当は機敏なんですね。砲台を背負って戦車みたいになって機動性ありだし、ピークさんが賢い!
彼女の独特な愛らしさも良いです!

・顎のガリアードはライナーとの関係性が面白い。兄とライナーのおかげで自分は選ばれなかった、兄がライナーの代わりに死んだ。自分よりも劣っていたはずのライナー。悔しいけどそれは受け入れるしかできない。
戦鎚にトドメ刺しちゃった。彼はどれだけ他者が憎いだろう?

・ユミルという人とクリスタもいい感じだったよね。あれを人は百合と呼ぶ?
ユミルの民の祖先ユミルと同じ名前をつけられ神様は小学5じゃなくて、教祖様みたいに崇められて結局は捕まって流刑にされて暗いバックグラウンド。兵団に入って巨人と戦って、ライナー達に捕まって最後はガリアードに食べられるわけだから、クリスタだけが彼女の人生の中で綺麗な思い出だったのかな?
このマンガの登場人物の最期酷いよね。それがいいんだけど!

・ヒストリアも辛い過去があって、そこから女王になるまでのいろいろがありましたね。父親との和解というかレイス家の血を受け入れ、死にたかった過去の自分を捨てて未来へ進もうとする彼女は素晴らしい。
ポツポツ入るライナーの結婚したいネタも面白い。

・ジークは最初、謎の獣の巨人の中身だったわけですが、まさかエレンの兄ちゃん。両親を見殺しにした裏切り者?からのエルディア人を救う彼の目的があった。
話に出て来る裏切りの真相に何度読者は翻弄されるのこのマンガ?
王家の血も流れてて彼は重要人物、初登場の所から読み返したら新しい発見がありそう!
てか、何歳だっけ?
見た目老けすぎ?

・エレンはどちらかというとドラクエⅤの主人公的な立ち位置になるのかな?
キーマンの1人だけど王家の血は流れてない…
彼の本当の目的は…

ここから、兵団の人や壁の歴史や王族、マーレ人のこととかも書くとなるとどうなる?
全部書くとなると省略しないで書いて本にした方がいいんじゃない?

ということで、ここで一旦筆を置きたいと思います。
進撃の巨人について語り合いたい人はコメント書いてください。

機会があれば、また書きます!

おしまい

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