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ルールを守る人間は、ルールによって守られる。

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給油がてら、山下公園から野毛辺りをドライブ。街は静かだろうと思いきや、あまりの人の多さに卒倒しそうになる。

横浜は元々、空襲で甚大な被害を浴びた街。油断して外に出たまま空襲の被害にあった人の話を、子どもの頃からさんざん聞かされたはずだった。なのに、自分ときたら…。

たとえ、ドライブでも遠回りや寄り道をしたなら不要な外出。自分自身の行動を恥じながら速攻帰宅。

昨日、格闘家時代にお世話になった先輩の奥様が出産したことを知るが、病院自体が面会謝絶状態のようで誕生したばかりの赤子にも会えないらしい。実は、わたしの母も数日前から入院しているのだが、同じく面会は完全にNGである。

全国の病院で人の誕生、人の死に目、病人の看護に立ち会えないというこの異常な状況。こういうときこそ、油断大敵という先人が残した言葉をみんなで信じてみようではないかとわたしは訴える。

人の体は臓器や部位ごとに独立して機能している訳ではなく、それらは互いに尊重し合い、助け合いながら健康は保たれる。手のひらや足の裏に臓器のツボがあると言われるように、体のどこを切り取ってもそこには体全体のデータが収められている。

そして、人体は宇宙の縮図でもあり、社会もまたしかり。人体が尊重と助け合いによって命が保たれているように、社会も尊重と助け合いがなければ成り立たず、それを拒否した者は社会からだけではなく宇宙からも淘汰されると氣の世界では考えられている。

我々が産み落とされた宇宙にはオーダー(秩序)だけではなく、ルールが存在する。それは、人が作ったルールなどではない。我々が迷うことなく、幸せという刹那によって舗装された道を歩むことが許される本当の意味でのグランドルールである。

油断大敵。
この言葉を遺してくれた先人に、まずは感謝。そして、我々でその言葉を受け継いでいこう。

社会の傷は、こころの傷。これ以上広がらないようにと祈りを込めて。

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