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ジェーン、ありがとう

今日は渋谷へ「ジェーンとシャルロット」を観に行った。ついこのあいだ訃報を聞いて絶対行こうと決めていた映画だった。しかし、忙しさや面倒くささに惑わされ足を向ける事はみるみる遅くなってしまった。
きっとすぐにu-nextあたりで配信されるだろう。物価高や値上げで映画館に行く事も少なくなっている。

"やっぱり行きたい"そう思いすぐにチケットを予約購入。観終わって思う。
「何を迷っていたのか」
素直に行ける時に行くべきだ。
そもそも私は〇〇すべきだ〜という言葉が得意じゃないのだ。しかし劇中でジェーンの言葉からは多くの"すべきだ"が出てくる。
頭をやらかくしよう。

今やるべきだ。
建物を出るともうすぐ改装する渋谷TSUTAYAに駆け込んだ。借りた旧作の中にはジェーンの過去の作品もある。
帰宅して余韻を忘れぬうちに2本のDVDを観た。そのうちの一つは「カンフーマスター」だった。

ジェーンが今日の映画の中で語るセルジュとの会話。それは私が文章で語る情景描写のそれとは雲泥の差であった。そのなんと瑞々しく、リアルで、温度のある言葉だったか。映像が感じ取れた。美しい。

ジェーン、ありがとう。
足りない言葉しか持ち合わせていないが、今日のこの気持ちを持つきっかけをありがとう、と言わせていただきたい。

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