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ライナー

今日5月31日は、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの誕生日です。

ドイツの映画監督で、ニュージャーマンシネマの担い手として知られている監督みたいです。ニュージャーマンシネマというのは、フランスのヌーヴェルヴァーグに影響を受けていて、ドイツ映画の芸術的な面と経済的な面の停滞へのリアクションとして、「新しい映画」を精力的に作ろうという動きなんですね。
ヌーヴェルヴァーグもそういう動きからどんどん映画自体のアート性や質を増していきますが、ドイツも同様の働きがあったとういうことですね。
それに、ヴィム・ヴェンダースやライナー・ヴェンダー・ファスビンダーら他にも多く存在しています。

日本もこういったムーブメントがわたしは今必要だと思っています。

わたしは「あやつり糸の世界」しかまだ観れてませんが、この作品だけでもライナーのとんでもないアート性があります。中でも、現実の人間がデジタルの中というか“あやつり糸の世界”が出たり入ったりできるという世界観は、マトリックスや攻殻機動隊が参考にしているとか・・・
複雑な内容にも、恋愛性が少しみえていてなんか身体の奥がモゾモゾしてしまいますね。

あと個人的には、「進撃の巨人」の重要登場人物、ライナー・ブラウンの名前の由来なんじゃないかと思っています。

お誕生日おめでとうございます。

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