今日4月22日は、ジャック・ニコルソンの誕生日です。

「シャイニング」はもうジャック・ニコルソンの映画と言っていいほど、演技が素晴らしいんですね。
コワモテの顔が特徴ですが、にしても悪役にはもってこいの外見と、凄まじい演技力で映画の魅力を何倍も何倍にも膨れあがれせるんですね。
とんでもない人物です。

わたしは「シャイニング」ではなく「ディパーテッド」で初めて彼の演技を観ました。
とにかくものすごく怖くて、映画の中ですごく違和感が漂うんです。
その違和感が、たぶん彼の持つ演技の凄さなんです。
見ず知らずの人間に、演技で違和感を持たせてしまう凄さ。痺れます。

複雑な家庭環境に生まれたみたいです。
興行師のドナルドとショーガールの母フランシスとの間に生まれて、ドナルドはすでに家庭があり、フランシスはその時まだ16歳。祖父母に彼を預けていたそうです。
育児をしなかったフランシスを、「歳の離れた姉」と彼に教えた祖父母は、それを彼にずっと言わなかったそうです。
役者で売れて大成した時に、その事実を初めて雑誌記者から聞いたという逸話があります。
映画になってもおかしくないエピソードですよね。

もう最近は全然映画からは遠ざかっていますが、永遠のレジェンドだと思っています。

誕生日おめでとうございます。