和歌山市で学習塾Sophicaを開業する②和歌山との縁、第一部完
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和歌山市から串本町までの旅路
和歌山駅から串本駅までは特急くろしおを使って行くことにした。
当時のわたしたちは無知すぎて、くろしおに乗るのに特急券が必要だということも知らず、とりあえず乗った特急内で駅員さんに特急料金を支払った。
2時間以上かけて串本駅に着き、潮岬へ向かうことにした。
本州最南端、潮岬
気持ちよく晴れ渡った空と遠くに見える入道雲、観光にはもってこいの好天だった。
潮岬に到着したときにはすでにTシャツが汗だくだったことを覚えている。
海風が強く吹いていて、海の香りが大気に漂っていた。
閑話休題、潮岬に到着して、早速到達証明書と最南端の碑の前で写真を撮った。
途中、白浜に寄って和歌山に帰る
友人と相談して、帰りの道中で白浜に寄ることにした。
白浜は関西有数のリゾート地で、真っ白な砂浜と青海原のコントラストが印象的な「白良浜」がある。
白浜は海だけではなく、温泉もある。
海と温泉を同じ土地で楽しめるのは、熱海か白浜かくらいではなかろうか。
千畳敷・円月島・白良浜・三段壁といった白浜の観光スポットを巡って、最後に2人で温泉に入ってまた特急に乗って和歌山市に帰った。
和歌山に引っ越してきた今考えると、和歌山→串本→白浜→和歌山を一日で巡ったのはかなりハードスケジュールだったが、それも大学院生だったという若さがなせる業だったのだろうと思う。
この経験をしてよかった。と本当に思う。
ともすれば、東京に住んでいてわざわざ和歌山まで旅行すること自体を煩わしく思う人も多いとは思うが、人生何が起こるかわからない。
あのとき和歌山に行っていなかったら、もしかしたら今和歌山に移住していなかったかもしれない。
何が蝶々の羽ばたきになるかはわからないものだ。
やる意味があるかどうか考えるよりも、とりあえずやってみる方が良いと考えている。特に、大学院生のように時間的余裕がある状況ではなおさらだ。
2016年の当時はまさか7年後に和歌山に移住するとは思っていなかった。
昔の行動に、後から意味がついてきた。
白浜から和歌山市に帰ってきて、次の日に関空から飛行機で東京まで戻ってこの旅は終わった。
わたしと和歌山との縁の第一部も終わりとなる。
次回からは、第二部がどのようにして始まるのか、その経緯を書いていきます。
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