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散歩香港024 < 西九龍文化區 / M+ >

仕事で絶対に集合時間に遅れられないので Google Map で行き方検索をかけてもかけても「Austin Station 柯士甸站から徒歩44分」とか酷い結果しか出て来ないので焦った。頼むよ、Google 先生。先だって Hong Kong Palace Museum 故宮文化博物館に行ったことがあって良かった。故宮博物館の向かい側に M+ が見えていたので、とにかく Western Tunnel Bus-Bus Interchange 西隧巴士轉乘站へ行けば、そこから徒歩で行きつくはずと踏んでバスに乗った。

果たして Western Tunnel Bus-Bus Interchange 西隧巴士轉乘站で降りてみると、やはり M+ へと矢印が出ている。

それにしてもあまりの霞っぷりに驚いた。SNSで知ったのだけれど、今日は湿度100% だそうな。どおりでこんな状態なわけだ。

拡大してももやもやの信德中心

行人天橋で Western Tunnel 西隧を出たところの何十車線かを横断して降り、矢印の方向に歩いてきたものの、壁がまだ工事中かと見まがう殺風景なもので、肝心の M+ が全く見えないし、本当に私は M+ に着けるのだろうかと心配しながら歩く。

この広い道は Museum Drive 博物館道

Cultrral Drive 文化道と名が付いているからには多分 M+ に行きつくのだろうと勇気を振り絞る。

柯士甸站も九龍站も私からするとイマイチ遠いので、私はこの小巴あまり使うことはなさそう。

もしかしたら M+ への抜け道なのかもしれないエスカレーター発見。とにかく上がってみる。

あった、あったよ。M+ の文字が。

集合まで時間に余裕があったので公園部分に少し入ってみた。

笑えるぐらい何も見えない。すっきり晴れた日なら絶景なのだろうにね。

M+ は中も外も圧倒的にアートで良き。小学生の団体も来ていた。Curator 学芸員さんが、子供たちは展示されている変な形の家具などに「なぜクローゼットがこんな形なの?」などと反応してアートの入り口に立つのだと教えてくれた。

今回は M+ 視察団のお供だったので駆け足でファシリティを回った。そんな中で、龍哥みっけ!M+ 収蔵品の中から Curator が隠しテーマを考えてまとめてみた展示だそう。これのテーマはまだわかりやすいかな。

この絵はある程度のお年頃の日本人でないとわからないだろうな。さて、誰でしょう?

最後のエリアに靉嘔 Ay-o(飯島孝雄)展。迫力。この Rainbow の前になら何時間でも立っていられそうだ。じっくりゆっくり観たかった。半常設展示のような感じで終了日時が出ていないので、まだ暫くやっていそうだ。日を改めて行ってみようと思う。

ちなみに、この 靉嘔 Ay-o 展を開催している部屋の壁と床は全て竹製なのだそう。よって壁に釘を打つことができないので上からワイヤーで吊るす形式にしていると。次回はこういう venue の工夫もじっくり感じてみたいな。

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