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バンクーバーのダウンタウンで Dr.Seussの作品展示即売会

用事で寄ったビルのギャラリーでアートに出くわした。

Gerogia x Hornby にある Pendulum Gallery。ロビーの吹き抜けで大きな振り子が揺れているビル。

とても面白いやり方だと思った。作者の名前をどこにも大きく出していない。北米の人なら絵を見れば「おっ!これは!」となる(らしい)。絵を見てわからない人は「ん?誰の展示だろう?」と興味を引くことができる。なかなかに有効なマーケティングだと思った。

この展示会の写真を「こんな展示をやっているのに出くわしましたよ」と College の先生(カナダ東部出身 Cocasian)に見せたら「Oh wow! Dr. Seuss!」と即作者の名前が出て来たので、長く皆に愛され続けてきた人のようだ。

どこかで見たことのあるような画風だけれど作者は知らなかった。名前の読み方もどう発音すればいいのかわからなかった。

日本語Wikipediaを見てみると「ドクター・スース」とあるけれど、私の先生は「ドクター・ズース」と発音していた。どちらが正しいのか他の北米人にも聞いてみたい。

下手に売ろうとしてこずに作品を観て楽しみたい人はそっとしておいてくれるキュレーターのような人が一人だけいた。画集を買った人がいた。通りすがりにさっと流し見をする人がいた。

こんなふうにあちこちにさらっとアートがあるのがバンクーバーの良さだな。

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