みやこのかなで

夫が倒れて早7年
今では寝たり起きたりの生活が続きます

自分だってこの先たどれだけ生きられるか分かんないんだから、くよくよしてたら自分の人生終わっちゃいますね

今は「夫に一緒に行く?」と聞いて「行かない」と言われてから「じゃあ、行ってくる」って言って出掛けます

この前、京都上賀茂神社の神殿で行われたJR主催の「みなとのかなで」コンサートに行ってきました

参道から二ノ鳥居をくぐると、正面には「細殿」(ほそどの)と、その前に盛られた一対の「立砂」(盛砂) が目に入ります。
その細殿で行われた演奏を立砂をはさんで屋外で聞きます
今年は分かりませんが、何年か前は倍率は25倍のコンサートです

いつまでも、暑くて炎天下倒れてしまうかもと思ってたら、最近、急に涼しくなって雲の流れを眺めながら、風のささやきをメロディに加えて、バイオリンとチェロ聞いてきました

ベートーベン田園の40分の曲はさすがに眠気に誘われましたが私の好きなマイフェバリッツが聞けて大満足

コンサートが当たったことといい、お天気といい、最強の幸運でした

「夫のこと残して出掛けてきちゃって、なんだか申し訳ない」と友だちに言うと「また言ってる。それって普通のことだけどね」って言われてハッとしました

なんだかこんなのも共依存って言うのかなあ
二人で一人、夫婦カプセルに入ってうごめき合ってた私たち
まずは私が外に出なくちゃ、夫も今の状況に立ち向かえないよね 

早く夫も楽しいこと一杯出来ますように
一緒に出掛けられますように




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