見出し画像

キタニタツヤさんの楽曲を語る


キタニタツヤさんとは!!

初っ端かなざっくりした情報載せるのもあれなので。
公式サイトによると…

「1996年生まれ。
2014年頃からネット上に楽曲を公開し始め、2017年には高い楽曲センスが買われ作家として楽曲提供を開始。
ソロ活動や『sajou no hana』でのバンドも行う。」

とのことです。

ボカロPやサポートベーシストなどもやられていて、
経歴見ると凛として時雨のTKさんのサポートとかもなさってたみたい。
すばらし~~~マルチに活躍されている~~~若い~~~

今年からハマっているんですが、
呪術廻戦 懐玉・玉折(第2期)のOPも担当されたので、
世間でも知っている方がまた一段増えたのではないのでしょうか。

そりゃ~チケットもさらに取れなくなるよね。(笑)
はい、取れませんでした…。
追加公演名古屋あるらしいのでそちら是非参加したい!!

YouTube premiumに入っていてサブスクリプションで音楽聴いているんですが、
おすすめで今年キタニタツヤさんが出てきてから毎日ずっと聞いていて。

もう特に最初曲聞いて
「好き!!カッコイイ!!」
って思って歌詞をしっかり読んでから
「天才!!神!!」
ってなっていくんだよな。(笑)

キタニくんの曲は本当に聞けば聞くほど深みにはまる中毒性がある。


戻らない青い夏を歌う最新曲「青のすみか」

最新曲はその呪術廻戦 懐玉・玉折(第2期)のOPである青のすみか。

こちらは最初曲単体で聞いたとき以上に、
アニメのOPとして聞いてアニメを数話重ねて更に
噛めば噛むほど的な感じで好きになっていきました。。。(笑)

サビ前の「置き忘れてきた永遠の底に」のとこがゾクゾクしませんか????
そこからのサビ…↓

「今でも青が棲んでいる
今でも青は澄んでいる
どんな祈りも言葉も
近づけるのに、届かなかった
まるで、静かな恋のような
頬を伝った夏のような色のなか
きみを呪う言葉がずっと喉の奥につかえてる」

は~~~~~~~最高なんだが~~~~~~~

これ呪術廻戦マニアのこと殺す気なんか?
と思いました。

エモ過ぎて自分も高校生に戻った気がしたもん←

五条悟と夏油傑の最期の夏。
今でも色褪せず心に残る夏。

この手でいつでも掴むことが出来た筈なのに。
理解も和解も不可能なところまで離れていた。

あの日きみに伝えられなかった言葉を。
あの日きみを呪い祓えなかった自分を。

「あの日から少しずつ
きみと違う僕という呪いが肥っていく」
「きみの笑顔の奥の憂いを
見落としたこと、悔やみ尽くして
徒花と咲いて散っていくきみに
さよなら」

この世で最強に成った今の彼(五条悟)の中で、
あの夏の日の彼が悲鳴をあげているかのようで。

「無限に膨張する銀河の星の粒のように指の隙間を零れた」

全てを成し得ることが出来る五条悟が、
全てを差し出しても取り戻せないもの。


中毒性の強い愛の「ラブソング」

出会いはfeat.Eveのラブソング。
私がEveくん聞きまくってるからミックスでおすすめで出てきたんだな。

もーなんか、
ラブソングって歌詞なのに
中毒性…毒性?(笑)が凄い。
曲はキタニタツヤさんの独特な世界観なんだけど、
Eveくんが歌っていて違和感ないどころか完全に溶け合ってる…
溶け合ってるっていうかいい意味でぐちゃぐちゃになって最高。(笑)
すんごい良くて毎日のように今も聞いてる…。

「ずっと待っていたこのトキシックな逢瀬
きみは有毒で最悪で最愛の、優しい地獄
まだ抜けない離脱症状」

ってところが一番好きです。
愛に狂ってるなあって。(笑)


ストレートに響く「スカー」

ご本人のチャンネルに行き初めてが聞いたのがスカー。
は?かっこよ…
となりすぐ好きになってしまった。

後半の「誰にも渡せない僕だけの痛みだ」がじわじわくる。
傷ついても打ちのめされても、
それすらも美しいと思える程に究極に爽やかで切なくて力強い。

これ今知ったんですが、BLEACHのOPだったんですね。
BLEACH私が子供のころUVERだったイメージだけど、
今もこんなスタイリッシュな曲使ってんのセンスやばくない?(笑)
確かにそういわれて歌詞を読み返すと、
凄く少年ジャンプ感ある歌詞だ…。


君との間にある心を歌う「Rapport」

その次に聞いたのが、今でも一番好きなRapport。
まずイントロで持っていかれた。
突き抜けるような爽やかなのに都会的でスタイリッシュな雰囲気もある。
地下鉄で一瞬トリップした感じだった。

後にBLEACHの原画展か何かのテーマソングだと知ったんだけど、
それ知ってから改めて歌詞見るとめちゃくちゃエモいんだが???
めちゃくちゃにBLEACHじゃん???

「がらんどうの胸に覚えた違和感さえ」
って…アランカルだよね。

BLAECH 22巻より

「見えないものを見たんだ
あなたと僕の間にあった温度を
僕の弱さを少し預けていられた
あなたの言葉が僕の鎖を解いて
空が白んでいくような
この手の中の光が、心だと知ったんだ」
のところってさ。。。
ウルキオラの最期の例のシーンじゃん??あのシーンBLEACHで一番好きなシーンなのですぐ思いつきましたよ。
「そうか この掌にあるものが 心か」
のシーンですね。

BLAECH 41巻より


「悪魔の踊り方」で考える自主性の大切さ

これもはずせないのが、「悪魔の踊り方」。

いやあもう癖が強めで中毒性があるな~って感じかもしれませんが、
メッセージ性がすっごく強いんですよ。

キタニくんもこうおっしゃっていましたし↓

揶揄しているかと思えばストレートに抉ってきたり。
凄く面白い。
ただ、皮肉ではあるがひねくれている訳ではないというか。
私は痛快で清々しいほどに心に直接殴り込むような曲だと感じました。

「420でさえも救えない終焉があると知った」など(ドラッグの隠語)
使われている表現も一部過激。
ただ確実に我々の無意識下の「洗脳未満」でありながら「不治の病」にも似た感覚を刺激してくる。

政治批判?みたいなコメントも見たけど、
キタニくんもそうじゃねぇと言っているし。
政治を批判したいんじゃなくて、
何もかも無意味だって放棄したり言いなりになることへの批判なんだと思うんだ。

思考を放棄し傀儡になっていく人達。
普遍的であることを求められる社会。
快楽を与えて脳を死へ導くドラッグ。
無数の目に追われ自我を失う危険性。
承認欲求に支配され続ける者の虚無。

それはお前が本気で信じている人か?
それはお前が本当にやりたいことか?
それはお前を本当を救うものなのか?
それをお前は本当に愛しているのか?
それがお前の信念だって言えるのか?

「思考を休めるな 脳ミソを回せ」

考え続けろ。お前自身の頭で!

「躊躇っている数秒の無益さを知れ」

躊躇うな、お前が行動しなければ変わらない!

「何十何百何千何万何億人の中でさぁ、
そうして埋もれていたっていいと
どうして言えるのだろう?」

このまま他者を介して得るばかりの普遍的な価値観に溺れて生きて、
お前はそれで本当にいいのか?

「今夜、悪魔がお前らにこう云うぜ
「神とやらに惑わされるなよ」」

真実も真理も真相もこの世ではなくお前の心にある!
お前の心に従って行動しろよ!

…と解釈しています。(笑)


この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?