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【夢日記】夢の中でも奢らせてくれない

今日見た夢の話。
幼い頃毎日と言っていいほど行っていた、大好きだった駄菓子屋に、
母と姉とお菓子を買いに行っている。歳は変わらず今のままで。
という懐かしさが混じる夢だった。
内容だけ見れば何てことない夢だが、気付かされたことがあったお話。

夢の話は

夢の内容だが、駄菓子屋でお菓子を選んで買っている。
自由な姉は自分の好きなお菓子を選び、すでにレジにいる。
早いよ~と思いつつ、私も昔好きだった懐かしいお菓子を思い出しながら探し、カゴに入れていく。
近くでいた母に何か欲しいものある?と聞くと迷っていたので、私と姉で母の好きなお菓子をカゴに入れていく。

さて、もういいかなと私はカゴを持ってレジに行く。
すると母が来て、私が出すとレジの前に立つ。
「いや!これくらい私が出すよ!」と私が出したい気持ちもあり声をかけると、「いいのいいの、出さなくて」と頑なに出させてくれない。
もう大人になったし、お菓子ぐらい出させてくれてもいいのに~と少し不満のような気持ちもあったが、私に出させないようにしてくれている母の気持ちを踏みにじるのは良くないと、ありがたくいただこうと思って駄菓子を買ってもらったというところで夢は終わった。

喜ぶ顔を見るのが好きだった幼少期

起きたときにまず一番に思ったことは、
「夢の中でも奢らせてくれなかった…笑」ということ。
奢るという表現を使うと語弊がありそうだが、私にお金を出させてくれなかったな~と思った。
夢の内容は現実でも良くあることで、母や姉とご飯に行ったり、お茶しに行ったとしてもお会計は必ず二人が持ってくれる。
私が出そうとしても「いらないよ」と「いいのいいの~」と交わされてしまうため、せめてもの端数だけと小銭を出すのが私。

これは私だけではなく、親子や兄弟の関係ならばよくある話だと思う。
“親にとって子供はいつまでも子供”であり、姉からしてもどこまでいったとしても“自分の妹”という感覚を持ってくれているのだと思う。
だから、お会計を持ってくれて、私にお金を出させないようにしてくれている気持ちに感謝して、ありがたくいただくようにしている。

夢の中の話に戻るが、母がレジで出すよと言ってくれたときに、私は自分も出したかったと少し不満に思っている。
ここで、「わーい!ありがとう~!」とすぐに喜べる人もいるだろう。
でも私は、ちょっぴり不満に思ってしまっている(笑)
ここの私の感情を文字で表すと、
“私がお金を出したい”というよりかは、“母の喜んだ顔が見たい”ということ。

私は幼少期から、事あるごとに家族にプレゼントを贈ることが好きだった。
誕生日や父の日、母の日などはもちろん、ちょっと出かけたときのお土産など、『人にプレゼントを贈る』という行為が好きだった。
それは今でもあるのだが、“人にお金を使う”のが好きなのではなく、
“喜んだ顔を見れる”のが好きだからである。そこに見返りは求めない。
ただ、“喜んだり驚いたりその人が笑顔になってくれればそれでいい”
という感覚。それはエゴだと言われればどうしようもないんですが(笑)

だからこそ駄菓子だったとしても、私が出したかったという気持ちだったのだろう。
学生の頃の私なら、「いつまでも子供(または妹)だと思われてるんだろうな~」という考えで終わっていたのだが、最近は続きに思うことがある。
「ありがたく、素直に喜んで受け取ることも大切」だと。

素直に甘えられたら

思えば幼少期から、大人びた子供だったと思う。
親や周りの大人から見れば全然子供だったのだろうが、子供らしいという観点で見た可愛らしさは私にはあったのだろうか?と考えることがある。
幼少期から姉より私のほうが身長が高く、性格も私のほうが大人しめではあった(というより姉がパワフル天真爛漫すぎて、そっちのインパクトが強かった笑)
なので「大人っぽいね~」や「しっかりしてるね~」という言葉は何度聞いたか数えられないほど言われた言葉だった。
姉が高校に上がるぐらいまでは、見た目で私が姉だと間違われるのが100%
その度に姉は嫌そうだった(そりゃそうよね、自分のほうが姉なのに)
私は姉が好きだし、“私のねえちゃん”と思っていたので、逆に妹に見えない自分にも、うーんと思うときもたまにあった。

幼少期から私は自分で自分に縛りをかけてしまっていたのだと思う。
「しっかりしなきゃいけない」と

そして大人になった今、
可愛げあったのかな?妹らしさはあったのかな?と思うようになった。

本題に戻るが、だからこそ
「ありがたく、素直に喜んで受け取ることも大切」だと思う。

もういい歳した大人なので、幼少期のような可愛らしさは出せないが、
母から見た子供らしさ、姉から見た妹らしさを今まであまり出せなかった分、「素直に甘える」ということをしていこうと思っている。
逆に言えば、末っ子の特権とでも言えるのだろうか。私は末っ子なんだ。
ちょっとぐらい甘えたっていいし、甘えることすら可愛らしさに変換される

「素直に甘える」これも大人になったからこそできること。
そうすることで、親孝行、姉孝行に繋がっていければいいなと思う。

そんな、夢のおはなし。

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