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\「学ぶのが楽しい!」と思える子に/私の教育観

モンテッソーリのちいさなお教室「にじぐみ」の講師&保育士のそらいあんぐるです。

今日は少し、私の教育観をお話させてください。

学校教育で「生きる力」育めている?

現在、日本の教育界は、IQなど数字で測ることのできる認知能力以上に、非認知能力に注目しています。

文部科学省は新しい学習指導要領で「生きる力」の育成を改めて強調しました。

「学校で学んだことが、子供たちの「生きる力」となって、明日にそしてその先の人生につながってほしい。」

「これからの社会が、どんなに変化して予測困難になっても、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。」


国はこうした思いを持って、子どもの学びの場…「学校づくり」をしようとしています。
※文部科学省 学習指導要領「生きる力」参照↓

この理念自体はとても良いと思うのです。
私もそうであってほしいと思う。。。

しかし、実際は?

どれだけの学校が「生きる力」を育めているか?

生きる力を育むどころか、学校へ行けない子がどうしてこんなにいるのか?

なぜいじめ、不登校の問題がなくならないのか?

「学ぶ」ってテストの点や通知表の評価を良くするためにするもの?

学校…特に義務教育期間を考えると、初めて出会う「学校」という環境に適応できない子どもたちが大勢いて、
「このままでいいのか?」とたくさんの疑問が湧いてきます。

現場の多くの先生方が現状に悩み、試行錯誤を繰り返していることと思います。

学校は今までのやり方を見直し変わっていく「転換期」に来ていると思います。

いい部分は残し、
子どもが求める方向へ変えられるものは変えていく。きっと子どもの姿が何が「正解」かを教えてくれます。

少し話は変わって、

モンテッソーリ教育には、110年以上前から一貫して目指す子ども像があります。
それは、
「自立していて有能で、思いやりと責任感があり、一生涯を通して学び続ける姿勢をもった人間」

前述した、文部科学省が提唱する「生きる力」と関連していると思いませんか?

「学校で学んだことが、子供たちの「生きる力」となって、明日にそしてその先の人生につながってほしい。」
「これからの社会が、どんなに変化して予測困難になっても、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。」

モンテッソーリ教育も日本の従来の学校教育も、最終的に目指すところは同じなのです。

でも、きっとどこかでボタンを掛け違えたのですね。まったく違うもののように見えます。

一般的な学校で学ぶ子どもたちが「勉強なんて嫌い」「テスト勉強しなくちゃだめ?」「勉強するのってどうしてこんなに辛いの」
そう口にするたびに悲しい気持ちになります。
「学ぶって本当は楽しいことのはずなのに…」

「学ぶ楽しさ」を保障する

子どもは本来、知りたがり!追求したがり!学ぶことが大好きです。


私たちの子どもたちが、この「一生涯を通して学び続ける姿勢をもった人間」であるためには、学びは「楽しい」ものでなくてはならないと思います。

乳児から小学生までが通う私のお教室「にじぐみ」では、子どもたちの「学ぶことが楽しい❣️」を支えたい🌼
学校とも塾ともちがう方法で子どもたちの知性の育ちを手助けしていきたいと思います。

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