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ケトン体とは【認知症予防】

人間のエネルギー源であるブドウ糖。生命を維持するため、不足しないように毎食栄養を補給しますが、体内でブドウ糖が不足すると、別のエネルギーが動き始めます。

それが肝臓で作られる「ケトン体」と言われる物です。最近はファスティングが
流行っていますが、プチ断食でブドウ糖の摂取を抑えることでケトン体が生成されます。

ケトン体が体に与える作用は2つ

  1. 脂肪をエネルギーに変換する。
    エネルギー消費にブドウ糖を使いますが、ブドウ糖が不足すると、ケトン体が脂肪をエネルギーに変換します。脂肪が燃焼するので、ダイエット効果があります。
    ついお腹が空くと間食をしてしまいますが、ブドウ糖が絶えず体内に補給されると、ケトン体が生成されるタイミングがなくなってしまいます。
    食事を終えて5時間でケトン体が生成され始めると言われています。

  2. 認知症が予防できる。
    「脳の糖尿病」と言われるアルツハイマー型認知症を予防することができます。ケトーシス状態(糖質が不足したときに、脂質をエネルギーに変える体の状態)はアルツハイマー型認知症になりにくいと言われています。

ケトン体を効率よく生成する方法

ケトン体は食後5時間から生成を始めますが、
12時間の絶食時間を設けるファスティングがケトーシス状態に近づくということです。
現代人は1日3食が普通ですが、昔は1日2食が普通でした。
1日3食だと、絶えず栄養が体内に入ってくることになり、胃腸も休むことができません。

12時間の絶食時間を作るには、例えば夕食を19時に済まして、早めに就寝する。
そして7時に朝食を摂るという方法があります。
お腹が空いて眠れないときは、消化の良いもの(お粥、味噌汁、うどんなど)を少量食べれば良いそうです。

ケトン体を生成する食品

ココナッツオイル

ココナッツオイルの中鎖脂肪酸は、エネルギーとして吸収されやすく、脂肪が蓄積されにくい。また、ケトン体が生成されやすい食品です。
しかしクセが強いという難点があります。
友人がコーヒーにスプーン1杯入れて毎日飲んでいるそうです。コーヒーに入れると、カフェインやクロロゲン酸の働きで、美容やダイエット効果があります。

MCTオイル

ココナッツオイルに含まれるMCTオイルを抽出した物です。無味無臭のため、サラダにかけたり、普段の料理に使ったりできます。


小腹が空いたらついついお菓子を食べてしまったり、お米が美味しすぎて食べ過ぎてしまいますよね。糖質の過剰摂取は糖尿病や認知症の原因となるため、考えないといけませんね。

※決して無理な絶食はしないようにお願いしますm(_ _)m




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