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そらむぎ通信 No.201 2024.3

エスパシオ全国大会出場にエールを送ろう!


ひだクリニックデイケアるえか所属のフットサルチーム「Espacio」は、皆さんもご存知だと思います。このたび、関東の強豪を破りソーシャルフットボール大会、全国大会に出場します。

全国大会は、4月13日(土)~14日(日)佐賀県で開催されます。

これまで、何度も優勝を重ねてきたチームではありますが、決して特別なメンバーなわけではなく、病気や障害を抱えながら生活しているメンバー達です。
今回は、3人のメンバーに全国大会の意気込みや、フットサルにかける思いを語っていただきました。



キャプテン 吉澤 知生さん

はじめまして。
Espacioのキャプテンを務める吉澤です。
4月13~14日に開催される「第5回ソーシャルフットボール全国大会」への意
気込みを綴らせていただきます。

今大会のチーム目標は「大会史上初の連覇」

過去の4大会で優勝2回、準優勝2回と好成績を収めているものの、優勝と準優勝を交互に繰り返しており連覇を達成することはできず、大きな目標となっています。

個人としての目標は「総失点数5以下」
決勝まで勝ち進むと試合数が5試合となります。チームの攻撃力を考えれば1試合1失点以下に抑えることで、かなりの確率で勝利することができると考えています。

私自身、前回大会はチームに加入後、初の全国大会でありキャプテンとして「優勝したい」という思いよりも「優勝しなければいけない」と強く感じており、優勝が決定した瞬間は喜びよりも安心したことを覚えています。
今大会は前回とは違うプレッシャーを感じていますが、優勝することができれば心から喜べると感じています。

今大会へ向け、今まで以上にトレーニングに励み、選手同士でのコミュニケーションも増えるなど、お互いに要求しあえる良いチームになっていると感じているので自信を持って大会を迎えたいと思います。

最後にはなりますが、いつも多大なるご支援をいただきありがとうございます。
皆様の期待に応えられるよう、全力で戦ってまいります。


本田凌哉さん

こんにちは!Espacio(エスパシオ) の本田凌哉です。
一昨年、徳島県で開催された『第4回ソーシャルフットボール全国大会』において、Espacioは優勝することができました。

私は、この全国大会では、とても良い経験をさせていただいたのにも関わらず、大会後、自らの判断で薬を飲まなかったり、食事を抜いたりすることで、統合失調症の症状を悪化させてしまいました。

その後、服薬治療とリハビリテーションプログラム(デイケア等)が必要になったため、ソーシャルフットボールができなくなりました。トレーニング中止を余儀なくされた約半年間は、主治医である佐々先生やデイケア「VINAKA(ヴィナカ)」のスタッフさんのケアとサポートで、投薬治療とリハビリが良好に進み、2023年9月からソーシャルフットボールのトレーニングを再開することができました。

トレーニングを中止していた半年間は、活動量の減少により、筋力や筋肉量が落ちたり、体重(体脂肪)が増加したりと、自己肯定感が低下し、ひどく落ち込むこともありました。

治療・リハビリ期間を思い返すと、辛い思いもしましたが、クリニックのスタッフさんだけでなく、デイケア・チームのメンバーにも応援、ご支援いただいた半年間でもありました。

2024年、佐賀県で開催される『第5回ソーシャルフットボール全国大会』では、クリニックやデイケアのスタッフさん、デイケアのメンバーの思いも一緒に、Espacioとして、連覇優勝を目指し、集中して、悔いの残らない試合をしてきます。みなさん、Espacioの応援をよろしくお願いします。


竹田幸子さん

前回の徳島の全国大会の時は第一子を出産したばかりで、家で全国大会の配信動画を見ながら家族で応援していました。

試合の様子を見ているうちに、エスパシオのみんなの活躍でうきうきわくわく興奮するのと同時に、私もみんなとプレーしたい!という気持ちでうずうずし、次回は私も同じ舞台に立ちたいという気持ちが大きくなりました。

とはいえ、育児中の私は、大会への準備が順調にはいかず、月に一度か二度練習に参加できれば良いほうで、なかなか練習に参加できません。
そんななか、地区大会、関東大会、と選手として出場することができ、それだけでも幸運なのに、全国大会も行けることになりました。

嬉しい気持ちと同時に、他のチームメイトのように全国大会への準備をできていないことに申し訳ない気持ちもあります。
それでも、私には頑張りたい理由があります。それは応援してくれる人の存在です。

私が今回の全国大会に行けるのは、もちろん、大会自体の開催にご尽力いただいた方々や、いつもエスパシオを応援してくださるひだクリニックのメンバーさん、スタッフさん、家族の会のみなさんや、一緒に切磋琢磨して全国大会への切符を、勝ち取ってくれたチームのおかげではありますが、家族が応援してくれるおかげだということも忘れてはいけないと思っています。

同じチームの選手で、自分の練習時間を削って私のチーム練習の参加のために娘を見て、時間を作ってくれた夫や、地区大会、関東大会当日とそれまでの練習時間に娘を見ていてくれた私の両親、そして、たびたび出かけてしまう私を、帰宅時に笑顔で迎えてくれる娘のおかげです。

仕事、家事、育児とやらなきゃいけないことがあるのにフットサルもやりたい!という私の欲張りを否定することなく、優しく応援してくれる家族に感謝してもしきれません。

たくさんの方々のおかげで全国という舞台に立てるということを忘れず、自分の力を出し切れるように、残りの時間を無駄にすることなく、当日はエスパシオのみんなとフットサルできることを心から楽しみながら、1番を目指したいと思います!
 

ストレスマネジメントの認知行動療法
~2024年度 オリエンテーションのご案内~

毎年開催しております、ストレスマネジメントの認知行動療法のご案内の時期になりました。
毎年春にオリエンテーションを開催し、月2回、日曜日に1回約2時間、認知行動療法を学ぶ講座です。
ご自身の物事のとらえ方の傾向を知ったり、辛くなってしまう考えの正体を見つけたり、少しでも楽になる方法を身につけたりする講座です。

みんなと話し合ったりというよりは、カルチャースクールのように認知行動療法のやり方をご自身で身に着け、ストレスをマネジメントできる人になることを目指します。

対象は、主にうつ病、適応障害、不安障害などの方を対象としております。
自分に自信が持てない。自分の心の声に苦しめられ、辛くなっていたりしませんか?

ご興味を持たれた方は、まずは、オリエンテーションにご参加ください。

ストレスマネジメントの認知行動療法 オリエンテーション
日時:4月 7日(日)14時~15時半
   4月21日(日)10時半~12時
いずれかにご参加ください。後の方が混みあいます
場所:ひだクリニック(南流山)地下
参加費用:自費 700円 
デイケア登録のある方は自立支援適応可
*別紙申し込み用にて、お申込みください。要予約

【ご案内】
3月13日(水)13時半~ スタディー病気の理解 ~統合失調症~
3月17日(日)10時~12時 家族SST
3月のコーチングはお休みです
3月24日(日)10時~12時 ふぁみりーテーブル基礎講座
「家族として病気に向き合うために」看護師 木村尚美
4月 3日(水)13時半~ ひきこもりの家族支援グループ
4月 4日(木)15時半~ クローバー家族
4月 4日(木)18時~20時 ペアレントトレーニング
思春期青年期対象 ご家族としてのかかわり方 個別相談 要予約
04-7157-2269(セントラルパーク)
4月 7日(日)10時~12時 「家族教室 茶話会」 
ご家族ならば、どなたでもご参加いただけます。予約不要
「べてる式家族当事者研究」はお休みになります。
4月10日(水)13時半~ スタディー病気の理解
~不安障害・パニック障害~

4月7日(日)10時~12時「家族教室茶話会」
ひだクリニック3階(南流山)
美味しいお茶とお菓子を食べながら、皆さんと語りませんか。ご家族ならばどなたでもご参加いただけます。
日ごろ困っていることや、聞いてみたいことなど、ざっくばらんにお話ししてみませんか。病気のことや今後のことなど、ここでしか話せないこと、などなど。予約不要です。

クリニックからの情報を発信します。
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【編集後記】リカバリーストーリーは、お休みしました。エスパシオの応援グッズのお申込みありがとうございました。(み)


 

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