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ボランティアの話

今日はボランティアやってるよーっていうお話をしたいと思います。

正確に言うと、やってたよーかな? 笑

緑がさいたま国際マラソン(pumaだよ)黄色が東京マラソンのボランティアユニフォームです。両方2回ずつ計4回活動させていただきました。

東京でオリンピックが開催されるというニュースを見て、「私ボランティアやる!」って決めました。誰にもいいよって言われてないけど、絶対やるって決めました。

それから、「どうすればいいかな?」って考えて、スポーツ大会のボランティアで経験を積むことにしました。

ボランティアって抽選なんですよ。私は衝撃でした。なかなか人手が集まらないのかと思いきや、あっという間に定員を超える区間もあって抽選なんです。落ちるんです(T_T)

絶対落ちない方法はないかと考えて、眠っていた資格を前面に出しました。有効期限が切れていたので試験受け直して、東京マラソンは多言語ボランティアという枠で応募しました。英語は人気があって落ちるらしいんですが、韓国語はみごと通りました(^_^)

さいたま国際は応募順なので、その辺は安心。でも出足が肝心。

冬のマラソンのボランティアって過酷なんです。当たり前なんですけど活動場所は屋外。

雨風雪、関係なく開催されるのと安全面から傘をさせないので、2週間前から天気図見て、何も降りませんようにって祈るしかなかった。それにしても超絶寒いです。ヒートテックじゃ足りない!極暖とカイロは必須です。

写真のユニフォーム、ワンサイズでXLなんです。私みたいに身長145センチの人にはダウン着てても余裕で問題ないけど、体大きめのお父さんとかはピチピチになります。ちょっと動きにくそうでした。

テレビに映るようなゴールでタオル渡したりメダル渡したりっていう素敵な仕事はしたことがなく、手荷物関係ばっかりでしたが、東京マラソンは外国人ランナー担当だったのでいろんな言語が飛び交い、日本語でありがとーって言ってくれたり、thank you volunteer ってハイタッチですよ。テンション上がりますよね。

素敵な経験を積みながら、いざ東京オリンピック。となるはずだったのですが、本部のボラは落ちました。オリンピックだけを見て頑張ってきた私には落選通知は目の前が真っ暗になるほどショックで、語学の勉強も全く手につかなくなりました。

埼玉県のボランティアは合格していたので、地元で精一杯頑張ろうと思っていた矢先のコロナ。この先どうなるのか、不透明ではありますが、自分が頑張ってきたことは消えないかなと思ってます(^^)/ 

冬の経験値は上がっても、オリンピックは夏なんです。熱中症対策の講習を受けたりしながら、今後の行方を見守っています。

ボランティアは一日だけのぶっつけ本番的なところもありますが、でも資料はけっこう多めです。リーダーさんたちは事前に講習を受けたり当日のメンバーを見て仕事を割り振ったり、寒さや疲労で体調を崩す人が出ないように休憩の時間を考えたり、本当に大変な活動です。だれにでもできる簡単なことではないと思います。

ボランティアもその日に集まってその日に解散ではなく、事前に登録に行く必要があり、東京マラソンは交通機関の遅れでも遅刻は1分も許されないという超厳しい説明会もありました。

でも、私はこのくらいの厳しさは必要だと思ったのでこの説明会で東京マラソン大好きになりました。このキリッとした感じで気合いが入るし、1分を大事にする規律が守られたかんじもすごく腑に落ちて、ボランティアに参加できることを本当にうれしいと思いました。

2020年はボランティアに始まりボランティアに終わると思っていたのに、3月の東京マラソンから始まりすべての予定がキャンセルになったので予想外に無職になりました。

でもきっと、これにも意味があるはず、今はそう思っています。コロナをきっかけに時代が変わり、おもてなしの方法も変えざるを得ない状況となりました。そういう中でどんなお手伝いができるのか、どんな交流ができるのか、どんなおもてなしができるのか考えていく必要があります。これから先、時代が変わっても、みんなで知恵を出し合いながら、共に過ごす時間が素晴らしいものになるように作り上げていければいいなと思っています。


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