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特養での思い出②


新卒一年目、特養での思い出①はこちらです。↓


初めて就職した施設では、想像以上の状況が日々起こり、衝撃を受けていた私。


「あー、人間って認知症が進むとこうなるんだ。」様々な利用者様と接して、始めはコミュニケーションもまともに取ることができません。言ってることが支離滅裂だし、混乱してしまいます。


「私はこの仕事やっていけるんだろうか?」悩み、苦しんでいるときに先輩が声をかけてくれました。


二歳上の先輩方に「私なんかいつも怒られてばっかりだよ!」「一緒に頑張って行こう。」優しく励ましてもらって、元気をもらいました。


まず先輩方が、利用者様とどのようにコミュニケーションを取っているか、オムツ交換、移乗などはどのようにやっているか、しっかりと観察することから始めてみました。


一年目の私が出来ないのは当たり前。分からないことは先輩に聞きながら、必死で食らいつきました。


やがて、利用者様の担当を持ったり、夜勤を任せてもらえるようになり戸惑いながらも出来る仕事が増えていくのがとても嬉しかったのを覚えています。


プライベートでも、先輩方は食事や飲みに連れていってくれたり、夜勤明けにお風呂屋さんに行ったこともありました。


周りの人達に恵まれ、仕事の大変さも面白さも知ることができました。バイトはもちろんしたことはあったけど、「お金を稼ぐのは大変なんだなー。」と痛感した社会人一年目でした。





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