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ENTJ的 嫌な上司の対処法

リクナビNextで退職理由のアンケートを取った結果の1位が、「上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった」という記事を見ました。
旧TwitterなどSNSを見ても、上司や先輩との関係が悪かったり、嫌なことを言われたりされたりして仕事に行きたくないっていう人が多いですよね。
私も新卒で入った会社を3年たたずに辞めましたが、その時の先輩も上司も正直クソでした。
社会人になりたてで仕事が上手くできずに悩んでいたっていうのもあるんですが、そこは上司側が新人を成長できるようにちゃんとサポートしたり、できないところは支援しないといけないんですがそういうのもなかったので、ある時急に思い立って辞めることを即断即決して実行しました。
辞めると決めた時は夜中でしたが、今すぐ実行したかったので夜中にもかかわらず会社に行って荷物整理して、上司の机に社員証と退職届を置いて東京から当時の実家の京都までタクシーと始発電車で帰りました(笑)
この時の詳細なエピソードは別で書くとして・・・、嫌な上司の発言や行動に対して、ENTJの私ならどのように対処するかをまとめたいと思います。


暴言・人格否定タイプ

「仕事のできない使えない馬鹿」
「さっさと辞めたら?」
「お前の代わりはいくらでもいる」

このような発言をする上司がいる会社はさっさと辞めましょう。
大人の性格はそう簡単に変わりません。こういう類の上司・先輩は一生このままです。更生の余地無しです。会社の中で一番不要な存在です。ろくでなしです。
上司の仕事は、部下の士気を上げて必要なスキルを身につけてもらい、効率よく仕事を回すことです。つまりこの発言をする上司は、上司としての仕事ができていない人間です。
特に、複数の人間がいる事務所などで大声でこういうことを言うと、他の人の士気も下がり、会社全体の仕事の効率が下がります。
このような上司の下で仕事をしていても、何も身につきません。貴重な人生の時間が無駄になるので、今すぐ転職しましょう。

「何回説明すれば分かるの?」タイプ

「それ、前に言ったよね」とか「一回で覚えろ」と言ってくる上司に対しては、「そもそもお前の教え方がクソなんだよ」と言いたいですね。
ちなみに私は同じことを100回聞かれても100回教えます。
一回の説明で完璧に理解できる人間は、天才かエスパーか超人か化け物です。そんな人間ばかりなら、世の中もっと発展しているでしょう。
上司は「前に言ったよね」とかしょーもないことを言う前に、マニュアル・作業手順等を作成して部下に渡すことです。
書かれている内容を実行すれば、最低限の仕事はできるという環境を作るべきです。作れないなら、聞かれたら毎回ちゃんと答えるべきです。

たまに「見て覚えろ」という上司や先輩もいますが、この発言は「私は部下に仕事を教えることができない無能です」と言っているのと同じです。このような上司・先輩と一緒に仕事をしていても時間効率が悪すぎるので、異動するとか担当の先輩を変えてもらうとか辞めるとか、何かしら行動を起こしましょう。人事部があるなら、相談するのもアリかと思います。
刀鍛冶や伝統工芸品を作る職人さんの仕事場なら、仕方ないのかも・・・?と一瞬思いましたが、作る工程を作業標準化するだけなので、やっぱり「見て覚えろ」はクソです(笑)

とはいえ上司側の気持ちも分かるので、えげつなく効率の悪い部下がいると小言の一つでも言いたくなる場面は存在すると思います。
でも、そこで小言を言うのが上司の仕事ではありません。世の中に全く同じ人はいないわけで、それぞれの部下に合った対応をしてあげないといけないし、適材適所を考えて配置換えを検討するとか、出来ることはたくさんあるはずです。
それをせずに文句を言ったり説教したりするのは頭の悪い行為なので、やめましょう。

精神論で怒ってくるタイプ

「もっとやる気出せよ!」
「根性が足りない!」
・・・いや、やる気でないのはお前のせいだよ(笑)

根性論が通用する世界って、もはやないんじゃないですかね?
スポーツでも今は根性論よりも科学的なデータをもとにして訓練するほうが効率が良いのではないかと思うのですが・・・。

中には「やる気出せ!」と発破をかけられて、本当にやる気が出る人もいるかもしれませんが、逆効果の人も当然いますよね。
私は「やる気出せ」と言われると、「具体的にどうすればいいですか?」って迷わず返してしまいます。で、理にかなった返事を聞いたことがありません。
職場のやる気・モチベーションを上げることは良いことだと思いますが、口に出して「やる気を出せ」って言っても、出ないでしょう。
働きやすい職場づくりや人間関係の構築など、具体的な方法で社員がやる気を出すようにしていくべきです。

このような上司には「〇〇になればやる気が出るんですが・・・」と具体的なアイデアを提示してみましょう。
給料上げてっていっても上がらないでしょうけど(笑)
出来そうな範囲内で、言ってみると良いと思います。それであなたの仕事がやりやすくなれば、ラッキーですよね。
私の勝手なイメージですが、根性論タイプの上司って、こっちから「こうしたい」っていうアイデアを提示したら、聞く耳持たず蹴っ飛ばすということはそんなに無いんじゃないかなって思います。
ちゃんと話を聞いてくれる人なら言ったもん勝ちですから、どんどん提案してやればいいと思います。

私が働いている会社は、「事務所に観葉植物をたくさん置いてリラックスできる空間にしたい」というアイデアを上司に出した人がいて、それが承認されたことでマジで大量の植物が配置されました。いや、個人的にはいらんのだが(笑)。まあ、他の人がそれで気分よく働けるなら、それでいいでしょう・・・。その後、掃除当番のほかに水やり当番が追加されました。

正論攻めしてくるタイプ

これが一番厄介だと思います。
何故なら、正しいことを弾丸のように言い続けられて、こちらの反論の余地は一切なく、しかも上司側は悪くないので言われた側は何もできないのです。
私の属するENTJタイプも、油断すると正論攻めっぽくなってしまうことがあり、注意するようにしています・・・。

私の働いている会社にも、このタイプの人がいます。
マジで正論しかいいません。しかも、キレ気味に言ってきます。
対策は、上司と同じくらい仕事が出来るようになるか、逃げることです。
なぜなら、相手は正論なのでこちらは理論で応戦できないし、感情に訴えかけたところで、正論攻めの人は感情を切り離してくるタイプの人が多いはずなので意味が無いです。泣いたところで許してくれません・・・。
なので、上司と同じくらいの実力をつけてやる!って頑張れる人以外は、部署移動するとか、転職するとかで正論攻め上司から距離を取ったほうが良いです。

ちなみに、正論攻めをする上司は、頭は良いけど”馬鹿”だと思ってます。
上司の仕事は部下をコントロールして業務効率を上げてうまく仕事を回すことなので、正論攻めをして部下を委縮させ、最悪辞めさせてしまう結果になることは会社にとって損失です。
つまり正論攻めする上司は、上司としての仕事ができていません。
私の職場の正論攻めの人は、部下のコントロールはともかくとして業務自体はめちゃくちゃしっかり出来る人なので、頭は良いんです。なのでずっと組織の中にいます。ただし、彼は人事部から複数回パワハラの警告を受けています。それでも治りません。人間の性格って治らないんです。

まったく何もしないタイプ

こいつも厄介な上司です。
何もしないのです。マジで何もしません。
部下が失敗しても怒らないけど、仕事を教えることもしません。全部他人任せで、自分の仕事だけずっとやっているタイプです。
このタイプの上司も、正論攻めタイプと同じで仕事自体はできるんだと思います。だから上司のポジションにいるんです。
でも、他人に教えるスキルが皆無なため、もはや開き直って何もしないのです。

私の最初の職場の上司が、これでした。ほんとに何もしません。飲み会でちょっとしゃべったことあるぐらいで、この人が何をしていたのか、今でも思い出せません。
この上司の下でやってられるか!ってことで、私は転職しました。
周りの先輩や同僚がすごく有能な人なら、働き続けてスキルを得られることはできるかもしれないですが、そういう環境も無いのであれば今すぐ転職を考えるべきだと思います。

おわりに

ヤバい上司や先輩と働き続けることは、あなたの貴重な時間を無駄に浪費し続けるのと同じなので、その環境から逃げることをまず考えるのが重要だと思っています。
昔の日本は終身雇用が鉄板でしたが、今はすでに転職社会ですから、転職は全く悪いことではありません。
ぶっちゃけ人間関係なんてガチャみたいなもんですから、ダメだったら次のガチャを引けばいいんです。
”自分自身のために” よりよい環境を求めて行動を起こしましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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