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愛という力

排斥しあう力は、お互いに弱めあい、
結びつける力は、お互いに強めあう。

愛は結びつける力。

家族の結びつきは強い。
大きな災害が起これば、まず家族の安否を心配するほどに。

家族には大小様々ある。
でも、さかのぼると必ず一組の男女に行きつく。
一組の男女は、家族の最小単位となる。

その男女の愛が、家族への愛へと広がっていく。

恋愛は、男女の結びつきのはじまりであり「愛の入口」とも言われる。

映画、ドラマ、マンガやアニメ、ゲームに至るまで、恋愛を扱ったものが多いのも、それだけ人が求めているから。

愛というのは本質的に与えるもの。

相手を好きにならなければ、恋愛は始まらない。
そのピュアな想いを相手に与えている。

恋する相手、好きな相手から「何かを奪ってやろう」と思う人はいない。
反対に、相手に何かしてあげられることはないかと思うもの。

「無償で相手に尽くしたい」そんな思いを最初に体験するのが恋なのだ。

普通、他人同士がそこまで想い合うことはなかなか難しい。
でも、恋は違う。
魔法のように相手のありのままを受け入れて、尊重し、大切に思うことができる。
まさに「あばたもえくぼ」に見えるのだ。

愛は、喜びであり、幸せでもあるけど、同時に苦しみでもあり、悩みでもあったりする。
それは人生の喜びの大半であり、苦しみの大半でもある。

恋愛に限らず、愛することは、そんな体験をすることでもある。

そうやって、強い力で結びつき、互いに学び合い、高め合い、強めあっていく。

それが愛という力。


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