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休日

周りの田んぼに水が入り、田植えがもうすぐ始まろうとしています。

桜が終えてほぼ半月になりますが、サクラの語源は「サ」がサツキ・サオトメ・サノボリなどと同じように「田の神」を、「クラ」は古語では「座」の意味を表しているので、「サクラ」は「田の神の御座所」であるという説があります。
桜が咲くと人々は田植えの準備をする時期が来たことを知り、田の神が農事にいそしむ人々の姿を桜の木に腰掛けてにこやかに眺めている、そんな光景がイメージされたりもします。
桜が終わり、田が耕され、水が入ると、どこから湧き出すようにカエルの大合唱が始まります。春の黄色い小さな花たちは姿を消しましたが、その代わりに青々と野は緑一色に変わって行きます。どこに潜んでいたかと思うほど次から次に命が吹き出してくるといった感じです。

昨日でやっとインターハイの地区予選が終わり、ほっと息をつきました。今日は雨だったので部活もおやすみ。
ただ、家にいるのを猫に発見されると・・猫と散歩しなければならなくなります。

猫と風ゆんわり連れて散歩する
猫のたたずむ視線の先に初夏
猫の背に雨後の野の蒼き風渡り


夜は卒業生と飲みました。
卒業後、折あるごとに何回か飲んだのですが、今までのお返しをしますと言って今日はおごってくれました。とってもいいやつですね。
帰りに電車で帰ろうとして駅に行くと、また現金を100円しかないことに気づき、なんと、みどりの窓口でクレジットカードを使い420円の在来線の切符を買うことになりました。「おじいちゃん、大丈夫?」みたいな夜でした。


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