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GWと僕の居場所

ゴールデンウイークが終わりました。

見事に爽やかな天候で、後半四日間は完全休養しました。

ここ御殿場では田植えも終わりました。

4日間もまるまる家にいるのは全くなかったことで、さぞかし心身が休まった!と言いたいところですが、なかなかそうでもありません。
昨年まで何十年もゴールデンウイークなど全く関係なく仕事をしていた心身が違和感を訴えて、のんびりできない自分に違和感を感じたりなどしまうのです。

カミさんにとっても僕が4日間も一日中家にいるということはなかなか経験のないことでペースが狂うようです。
朝早く目が覚めたのでご飯を炊いてあげたところ硬いご飯が出来上がってしまい、「お米は研いでからしばらく水につけておかなきゃいけないの」と諭され、夜に洗い物をすれば「もっとちゃんとすすいで」と叱られ、昨日は「お風呂のタイル周りを直したい」と言うので、久しぶりに一緒に買い物に行き、二人でお風呂の修繕をしたのですが、カミさんの言う通りにやっていればいいものを、つい「こうした方がいいんじゃない」とか言ってカミさんの機嫌を損ね、「もういいから、今日はお風呂使えないから、どこか温泉へ行ってきて」と、まだ明るいうちから追い出されてしまいました。

これは夫が家事をしないとかするとかいう社会的な問題ではなく、生き物としてのテリトリーの侵害に相当する問題なのかもしれないと思ったり、ひょっとするとこれが「濡れ落ち葉」ってやつかなあと危惧してみたりしているところです。お笑い種の状況です。
仕事上でもそうなのですが、一線を引いてみた時に、現場や現場の人への距離感の難しさを実感します。家でもカミさんとの距離をどう保てばいいか考えてみないといけないなあと考えてみた4日間でありました。

家に僕の居場所を探す  おぼろ月

猫だけが例外。こいつは距離感など考えません。
僕が家にいることを発見した猫は、始終やってきて肩に乗ってゴロゴロしたり、「お外に行こう」と一日に何度もやってきては散歩をせがみます。
でも、猫に嫌われたらもう立ち直れないかもしれないので、仕方なく猫の言いなりになっています。

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