今日は共通テストの初日でした。
朝は試験会場前で生徒の見送りをしてきました。毎年、手近にあるもので励ましのメッセージを作っています。

「がんばるみかん」とか。

「がんばるバナナ」とか。

今年は、台所にあったジャガイモで「がんばるおじゃが」を。

この「くだらなさ」が、結構、生徒のリラックスを誘うと、自分では考えているのですが・・。

午後からは「どんど焼き」。

この地域では「さいと焼き」と呼んでいます。
風がやや強く、後ろの富士山も雲に隠れてしまいました。昔は夕方に火をつけ、夜更けまでお酒を飲みながら話をしたりしていたのですが、今年は正午に点火。年々縮小傾向です。

ご無沙汰しております。
スキやコメントをいただきながら、放置してしまい申し訳ありません。

現在も高校で再任用の3年目を過ごしておりますが、体力的に厳しく、来年度はハーフ勤務を申請しました。でも、ハーフの給料は14万円。生きていけるのか、やや心配をしています。
猫も16歳。ダラダラと生きています。元気ですが、散歩に出ても走らなくなり、部活に出ても口だけしか動かさない僕とまるで一緒です。

12月にクリスマスのケーキを作っていたカミさんが「これ見て」とやってきました。苺が猫の形をしていると言うのです。彼女の頭はすっかり猫に占領されてしまい、何でもが猫に見えるようです。
猫か僕かを選ぶとしたらきっと猫を選ぶに違いありません。

にゃんと鳴き ごろごろと鳴る 猫の術

かなり脈絡を欠きますが、「にゃん・ごろ」で、ふとオノマトペに凝って短歌を作っていた頃を思い出しました。以前に紹介したものですが。

🔸ことことと ことことと煮る里芋のあったかい夜のようだな 君は
🔸教室といふ四角い箱は ごとごとと ごとごとと煮らるるおでん
🔸三半規管に梟の来て鳴く夜をほろほろと酒に飲まれてゐたり
🔸生きるとはただ漂ふているだけの ふはりふはりとふはりと海月

今年は「ふはり」と生きる術を身につけたいと思っています。

最後に僕らしくもなく真面目な歌を一首。

🔸 驟雨いま晩夏の道を白く打ち 権力に抗すべくもなく無力

不幸な出来事ばかり起こっていますが、皆様にとって良き一年であることをお祈り申し上げております。