見出し画像

「個性って何さ?」 定義する。

「自分らしさを発揮しよう」はもう手垢にまみれたフレーズだ。

「個性的であろう」「オンリーワンであろう」というけれど、
どれだけの人がその言葉を明確に定義できているのだろうか。

という疑問の元、今回は「個性」を僕なりに定義します。


まえがき:「アイデンティティ」

https://youtu.be/1awua0YrSRs

と、いうように定義してみましょう。
(個性を定義するのに「アイデンティティ」を使うので、この部分が必要です。)

どういうことか?

すえまるのアイデンティティを並べてみましょう。

「すえまる家の長男」「大阪府岸和田市出身」
「東大出身」「日本文学専攻」
「ベンチャー企業社員」「人事職」
「舞台俳優の出身」「noteを書くのが趣味」
「男性」「日本人」「29歳」

他にも沢山あります。

ここでの「アイデンティティ」の定義が、
だいたい想像がついたでしょうか。

本論:アイデンティティ達は、ズレていく

便宜上、図にするとこのようになります。

実家にいる時(すえまる家の長男である時)と、
仕事してる時(ITベンチャー人事である時)とで、
同じすえまるという人間ですが別の振る舞いをします。

しかし、全くの別人かというともちろんそうではありません。
(上の図の、円が重なっている部分のことです。)

言いたいコトはこうです。

一つ一つのアイデンティティは、属性にすぎない。

例えば「東京大学出身」というアイデンティティを持つ人間は、
毎年2000人ずつくらい増えているはずです。

しかし、このようなアイデンティティの組み合わせを持っている人間は、
少ないはずだ。

東大出身で、ITベンチャーにいて、舞台俳優をやったことがある。
これでもまだ1人ではないでしょうが、
だいぶん数が絞られるイメージがつくと思います。

だいたい、結論の想像がつきましたでしょうか?

結論:「個性」は「アイデンティティ」の組み合わせ

上の図の通りです。

定義自体はだいたいお分かりいただけたのではないでしょうか。


ここまでは説明でした。最後に言いたいことを言います。


アイデンティティは、先天的なものではない。

今、これから、新しく作っていくことができる。


おそらく、あなたは既に強烈な個性を持っているし、

そして、これから新しく独自の個性を創造しつづけられるはずだ。


メッセージとしてはありきたりなもので終わりますが、

定義と説明を経たから、いつもより少し沁みるものになっていれば嬉しいな。


すえまるでした。


【追伸】

僕自身それなりに変わった経歴のため、具体例としては弱かったかも。

本当はもっと些細なものたちで説明できるのです。