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「コミュ力って何さ?」紐解いてみる③

僕の経験則上、大体の人は能力が高く、
その人独自の強みを持ってる。

でも、今のところ、日本にある多くの組織が、
みんなの強みを活かせてない状態な気がしません?

さて、このテーマも3回目になりました。

1回目:会話と演説は違う
2回目:会話と対話は違う

(今回も、言葉の定義は平田オリザ氏のものを拝借しています。)

学生と社会人の決定的な差は何か?

多くの日本人が、就活のタイミングで一度戸惑います。

何故か?

良くも悪くも、大学までは自分に似た人たちと付き合っていれば良かったのです。

「同じ授業を受ける」「同じ興味に基づいたサークル活動」「気があう人と一緒に過ごす」「同じ専門の人同士で研究する」etc

ところが、就活〜社会人化する仮定で世界が一変します。

全く興味関心が異なる人たち同士が、
同じ目的・目標に沿って活動するようになるのです。

(そういう人たちをうまくまとめるための仕組みを会社という組織は持ちますが、それはまた別の機会に。)

だから、これまでと違って、
文脈を共有していないことを前提としたコミュニケーションが必要になる
そして、それが難しい。

で、どうすればいいのさ?

いざ社会人になったら多くの方が無意識的に順応していきます。

なので、「慣れ」てしまえば、コトは大した問題ではないのです。

つまり、僕が学生の皆様に提案できるのは、

ES作成や自己分析に時間を消費するより、
一人でも多くの社会人と話をしよう

というものです。

僕が就活生だったころはこれができずに、随分苦労しました。

今は色々なサービスがあり、人と会うのが容易な時代。

考えるより、行動したもの勝ちです。


随分ありきたりな結論になってしまった。

でも、そう思うのです。


まだ続く。

すえまるでした。