現在に続く呪い

お前が素直じゃないからだ
お前が機嫌を損ねるからだ
そう言われ続けた私が現在でも抱える失陥は何が起きても例え正当性があろうとも
自分がおかしいのか?
自分に素直さが足りないせいではないのか?と考えてしまうことだ。

そういった考えは人間関係では致命的な欠陥になり得る。
例えば自分が決定的に不利益を被っていても黙ってしまったり、早急に話し合いが必要であっても
その場を取り繕ってしまう。
殴られない距離感を誰よりもとりたがるのに、人に尊重されたい、おかしくないと言われたい歪んだ自己顕示欲が、現在でも私を苦しめている。
現在においても何を憎めばいいのかわからない感情の吹き溜まりだ。
そもそもそういう思考をずっと強いられていると、爆発的怒りという感情は消失し、ただただ社会の一員になり得ない自分が悲しいという状態になっていく。

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