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期限を決めること

私のカンボジア屋台の挑戦は、2ヶ月間でした。

これはカンボジアに行く前、ハルさんに譲ってほしいと交渉していたときから決めていたこと。


外部要因によるものでも

私が帰国の期限を5月半ばに設定したのは、友人の結婚式のため。

私が屋台を買うと決めたとき、既に友人の結婚式の日程が決まっていたのです。

一時帰国も考えましたが、その航空券代もお祝儀代も考えると厳しいかなあと感じました。

それに、丁度良いだろうなと思ったんです。


周りの声は気にしない

「2ヶ月、短っ!!!!!」

出発前、沢山の人に言われました。

「もう一生カンボジアなのかと思った」

沢山言われました。


そんなことなくね???

と思いながら一つ一つに答えました。


1番びっくりしたのは、

「2ヶ月なんかじゃ、なんもわかんないよ。3年くらい居ないと」

という言葉。


確かにそうかもしれない。
けど。

私が知りたいことがその3年の中にあるって、対して私を知らない貴方に何故言い切れるのでしょうか。

3年は長いです。
3年あれば、他のことが沢山できる。
逆の立場で同じことを言われたら、貴方は納得するのでしょうか。


誰が何を言っても、自分の時間は自分のもの。
好きに使えばいい。

沢山沢山人から言われたことで、逆にスッキリしていきました。


大事なのは、密度

今、大事なのは期間ではなく密度だと思っています。

そこで過ごす時間の濃度。

高ければ高いほど、学びは深まります。


私は2ヶ月の期限があることで、「今やらなければもう出来ないかもしれない」という葛藤を持てます。

今、学ばなければ。
今、挑戦しなければ。
今、頑張らなければ。

常に緊迫感があることに耐えられない方も居るかもしれませんが、私の場合はそのくらいが丁度いいのです。

根が面倒くさがりなので、差し迫る何かがあった方が動き回れます。


期限は救いでもある

同時に、期限は救いです。

差し迫る何かに追い立てられる人生は、やっぱり疲れるもの。

私は自分の人生に緩急が必要だと思っています。

「ここまでやれば、終わりだ」
「あと何日で締め切りから解放される」

そういう気持ちがあることも確か。

でも、これって期限が無いと味わえない気持ちです。


屋台の期限設定

冒頭お話ししたように、私は2ヶ月で丁度良かったと思います。

もちろん、2ヶ月じゃ出来ないこともあったし。
短いと思ってたけど案外出来たな! ということもありました。

重要なのは、目的意識に沿った期限設定であるかを考えること。


そして、私の目的は果たされたと思っています。

・自立して生きていく自信をつけること
・直したい性格を直せる道筋を知ること
・文章力を上げるために感性を磨くこと
・具体的な指標として経営を成功させること


目的を果たした今は、「あと◯日しかないから、出来ることをやらなきゃ!」というもったいない精神で生きています。

人生の内でも、中々経験できないことをしている今。

今はよくわからなくても、もったいない精神で学び取ったことも絶対に後で役立つはず。

残り8営業日、最後まで味わい尽くします。

ご静聴、ありがとうございました。

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