見出し画像

「神はサイコロを振らない」のことをふと考えていた


今さっきまで「教団X」を読んでてね。ある文章の一部分でアインシュタインとボーアの論争を説明しててね。その中で出てきたのがアインシュタインのセリフ、「神はサイコロを振らない」。
正直に話すと、アインシュタインの言葉は知らずに、バンド名の方しか知っていなくて。。(ちなみにおすすめの曲は「愛のケダモノ」と「初恋」です。動画へのリンクはこちらから↓)


はい!本題ね。わかってますよ。
教団Xの読書を一旦中断してパソコンを開き、かつてアインシュタインが残した言葉の意味を調べていたのさ。だからそれをチョイッとここに書きたいなって。確か、「そこには必ず物理の法則があり、決定されるべき数式がある」ことを神に比喩したくて、アインシュタインが選んだ言葉だったのだ。
由来を調べてたら色々出てきたのよー。
昔は実験を何回を行っても同じ実験結果しか反映されず、実験自体が正しければ、結果も同じで正しいと診断されていた。それも名は、「古典物理学」だったのだ。が、20世紀ごろに行われていた実験からは「実験結果が同じだとは限らなかった」のだ。これはもちろん科学の実験だけではなく、サイコロなどを振る時も、今までは「投げ方によって違う数字が出る」と思われていたんだとか。その話が大論争を巻き起こした。
ここで、ボーアが考え出したのが、「実験を始めたときに実験結果がまだ決まっておらず、結果を測定した瞬間に結果 A になるか B になるかなどが確率的に決まる」と解釈してた。しかし、アインシュタインは別の理論、「隠れた変数理論」を推していたのだ。内容としては、「私たちには見えない物理量(隠れた変数)があり、その数字が毎回異なることで、結果も変わる」という。

二つの異なる理論。その際にボーアが自身の理論を説明し、それを聞いたアインシュタインは、「神はサイコロを振らない」と言ったことのようだ。
いやああ、、神サイの音楽やっぱいいら。おすすめー。
(記事の表紙の画像はTwitterから引用。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?