去年の５月に初めて公表した提言で、「来年フォローアップ提言をします」と宣言していました。このたび、８月31日に「霞が関の中途採用者の活躍に向けた提言2023」を公表いたしました！！

公表と同時に、川本裕子人事院総裁に本提言を手交、意見交換をさせていただきました。

国家公務員の中途採用、転職過程の改善を　人事院に提言：日本経済新聞

川本総裁からは、民間から霞が関にきた中途採用者の具体的な声を盛り込んだ提言に共感いただくと共に、「複雑・高度化する行政課題に対処するため、公務に民間の知見を取り入れ活用することは欠かせません。提言を参考にしながら、民間人材の積極的採用などの「民間と公務の知の融合」を一層加速してまいりたい」とコメントいただきました。その後の意見交換でも、引き続き中途採用の推進に向けて人事院としてもお取組みいただける旨をお話いただきました。

提言2023の作成に当たって、改めて霞が関の中途採用者の皆様にアンケート調査に御協力いただいたほか、今回、新たに中途採用者の同僚の方々にアンケートを行い、73名の方に回答いただきました。約半数が課長補佐級、その他係員から課長級まで幅広い方が協力してくださいました。

中途採用者の同僚へのアンケートの結果は非常にポジティブ。
同僚の皆様の約７割もの方が、中途採用者と働くことを好意的に受け止めていることなどがわかりました。
具体的には、新たな視点・考え方を持ち込んでくれるとメリットを感じているケースが８割以上ありました。他にも、深い専門知識や経験、コストパフォーマンス意識、広い人脈などがメリットとして挙がりました。

さらに、提言2023には、こども家庭庁やデジタル庁の第一線で活躍する中途採用者の方々のリアルな声や、各府省の人事担当部局へのインタビューも掲載しています。

また、アンケートの自由記載欄に寄せられた生の声もほぼ全て載せています。是非、御一読いただけましたら幸いです。

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私たち、ソトナカプロジェクト運営メンバー一同、これからも霞が関の中途採用者の活躍を応援すべく、鋭意取り組んでまいります！
どうぞよろしくお願いします。