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【双極性障害】気分屋的な生き方で気分が安定する

友人が、精神科医の神田橋條治先生のコラムを送ってくれた。その内容が今までにどこでも聞いたことのないものだったので、忘備録がてらここでシェアしたいと思う。

神田橋先生曰く、

双極性障害の人は、興味のあることを広く何でもやってみることで、気分の波が小さくなる。窮屈、生活を狭くすることが一番いけない。生活の幅を広くすること。一つのことに打ち込まず、気持ちが動いたものを幅広く、ちょっとずつかじっていくのが良い。くだらないこと、無駄なことを遊び半分でやってみよう。内面よりも外の世界に集中しよう。少しだけ羽目を外すこと、気分屋的な生き方をすることで気分が安定する。多彩で賑やかな時を送り、生活が充実すると、波は小さくなる。

私にとっては衝撃の内容だった。今お世話になっているとても素敵な先生でも、「楽しみはほどほどに。あれこれ手を出さないこと。楽しみすぎると躁がひどくなるし、次のうつがひどくなるよ。」とおっしゃるし、今までかかった先生も同様だった。

積極的に楽しみ、いろんなことを幅広く経験することで、躁鬱の波が小さくなるというのは、とてもワクワクするお話だ。これなら楽しみながら取り組めるのではないだろうか。

私なら、どういうことをやってみたいだろうか。

今取り組んでいることは、絵画教室に通うこと(でもモチベーションが続かなくなってきている)。

これからやってみたいこと。着付け教室(申し込み済み)、お習字を習う、家で絵を描くこと(水彩に限らず)、いろんなお茶を集めてティータイムを充実させること、着物でお出かけ、部屋の中に観葉植物を増やすこと。

ただこれも、多くの先生がおっしゃるように、火が付いたように強い情熱を持って打ち込んでしまったら、疲れから良くない結果になる気がするので、あくまで軽く手を付けるということが大事なのではないかと思う。

コラムには、「100均などウィンドウショッピングで脳に刺激を送り込むのも良い」とあった。お店をぶらぶら見て回ることは私にとってまさに楽しい刺激なので、これは先生のお墨付きをもらったということで、これからも堂々と続けたい。

「くだらないこと、無駄なこと」とはどういうことを指すのだろう。私にとっては、バラエティー番組やゲームだろうか。そういうものもバカにせず、観てみる、やってみることが必要なのかもしれない。

日々の生活をカラフルに、充実させること。これから取り組んでいきたい。

ご興味のある方のために、神田橋先生のコラムのリンクはこちら↓↓

http://hatakoshi-mhc.jp/kandabasi_goroku.pdf



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