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ヴァージンギャラクティックがARKの宇宙ファンドARKXに組み込まれたんじゃね?、で爆謄って遅くない?

2021年1月14日の米国市場で、ヴァージンギャラクティックの株価が急騰し、前日比19.85%伸びて引けた。

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この原因がARKインベストメントが宇宙関連ETFの上場を申請した(バロンズ2021.1.14)、というもので、その組み入れ上位期待でヴァージンギャラクティックがリストされたのでは、というニュースだった。

ARK Space Exploration ETF(ARKX)ん?なかったっけ??

このオファリングは、「再利用可能なロケット、衛星、ドローン、その他の軌道および準軌道航空機などの宇宙関連ビジネスに関与する企業への露出を提供しようとしています。これらの革新は、ロジスティクス、観測、農業、通信、ドローンを変革し、火星に人間を置くことさえあるはずです」とARKは述べている。

ん?ARKXって、新しいETFなの?じゃあ、日興アセットマネジメントがなぜか提供しているARKファンドはなに???

グローバル・スペース株式ファンドは、ARKが助言

宇宙関連ビジネスを行う企業およびその恩恵を受ける企業が投資対象の、グローバル・スペース株式ファンドは、ARKの助言を受けてポートフォリオを組む宇宙関連ファンドである。なにかのきっかけでこのファンドを知り、ちょうど14日に調べていたw

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このファンドはARKが助言している、としているので、てっきりARKファンドを日興アセットマネジメントが販売しているのだと勘違いしていたw

なので、最新の構成銘柄を見ていてヴァージンギャラクティックがトップ2位に入っているのを見て、「まあ、当然だわな。テスラがないけれど」と思っていたので、15日の今更の暴騰を見てて呆れていたのですw

ARKX組み入れ銘柄にノーコメント。。なに、ということは。

で、バロンズのレポートによると、ARKXの組み入れ銘柄について、ARK社はコメントを拒否した、というのである。ところが市場では「それっぽい銘柄」が物色されたようで、マクサー テクノロジーズ(Maxar Technologies;MAXR)も物色された、とSeekingAlphaが伝えている。

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ARKXのアウトラインを見てみる。

再利用可能なロケット、衛星、ドローン、その他の軌道および準軌道航空機などの宇宙関連ビジネスに関与する企業へのエクスポジャーを提供しようとしています。これらの革新は、ロジスティクス、観測、農業、通信、ドローンを変革し、火星に人間を置く可能性さえあります。

で、そのあとにカテゴリーリストがあった。

Reusable Rockets
Orbital Aerospace
Suborbital Aerospace
Aerial Drones
3D Printing
Enabling Technology

ということで、組み入れ銘柄を公表しているグローバル・スペース株式ファンドの組み入れリストを3つピックアップしてみた

2020年5月時点

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2020年6月

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で、最新2020年12月のリスト

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どちらかというとドローンや戦闘システム、弾道ミサイルなど、宇宙開発でなく防衛産業型に見える。しかし、2020年12月にヴァージンギャラクティックが登場したので、ちょっと民間カラーが出てきたかな、というところ。今更かい!と思っていました。ARKが助言しているのならば、このトップ10リストは当然ながらARKXにも反映されるのではないか、と思います。

ARKXの組み入れ銘柄予想の記事も書いてみました。

↑この記事の完全版を本体HPにもアップしました。

それが以下のこちら。

グローバル・スペース株式ファンドをベンチマークに、他の宇宙関連ETFとの比較、N1を読んで見えてきたARKX物色の方向性など、追加情報満載。そして大胆にトップ10組み入れ予想を20銘柄ピックアップ、みたいな。

投資は自己責任で。

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