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朝ご飯に感じる依存、そして小さな取るに足らない自立へのヒント

起きてからの毎朝のルーチンは、だいたい決まっています。

仕事で各地を飛び回っていた6年前は、前夜コンビニで買ったパンとコーヒーをホテルの部屋でかじるというのがルーチンでしたが、コロナの影響もあって移動が激減してからは自宅で朝食を食べるのが日常になっています。

みなさん、朝食はご飯派ですか? それともパン派?


僕はパン派です。
毎朝のコーヒーが欠かせない人間なので、その流れでほぼ毎朝パンです。

その流れは…

1. コーヒーメーカーにペーパーフィルターと珈琲と水をセットする。
2. コーヒーメーカーのスイッチを入れる。← たまに忘れる(汗)
3. 5枚切りの食パンを1枚だけ、6対4の割合に包丁で切る。
4. ミニフライパン(?) に卵を一つ落とし、塩コショウを2振り。
5. オーブントースターに卵を乗せたミニフライパンを入れて、5分にセット。
6. 焼き上がりまで1分半前になったら、先ほどの食パンもオーブントースターに入れる。
7. 「チン!」となったらトースターと目玉焼き(Sunny-side-up)が完成
8. コーヒーをマグカップに入れて一口二口飲む。
9. 先ほどのパンの6割側にはバター(もしくはマーガリン)を、4割側にはジャムとか餡子とかの適当なものを塗る。
10. 目玉焼きの白い部分とともに、4割側のパンから食べ始める。
11. その後、半熟の黄身を6割のパンに乗せて黄身をほぐしながら食べる。
12. パンを食べ終わったら、ヨーグルトを小さい容器に一つほど食べて終わり。
13. 食器を流しに持っていく。

という感じです。

パン1

ちなみに、朝起きる時間は僕と家内とでは微妙に違います。
僕が先に起きることがあれば家内が先に起きることもあります。
たまには一緒に起きることもありますが(笑)


今思えばとんでもないのですが、僕が早く起きたとしても、家内が作るまで待っている時代がありました。その間は、新聞を読んだり前夜の残りの仕事をやっていたりするわけですが。基本的に家内の朝の行動に依存していました。

その大きな理由は「目玉焼き作るの面倒だな」でした。
普通のフライパンに油をしいて、卵を割り・・・・あーーー面倒(汗)

本当は全然面倒ではないのですが。


そんなある日、家内がミニフライパンをもって「これで目玉焼きをオーブンで作れるよ」と僕に一言。僕もそれは目にしていたもののあまり興味がなく、「へー、それは楽だね…」くらいに返したように思います。

ミニフライパン

ただ、その後ほどなく家内の策略(笑)にはまってしまいました(笑)

朝はそれぞれのリズムとテンポで過ごすことが、お互いの不満を減らすポイントです。


特に朝食は、「誰かの仕事」ではなく「自分の仕事」です。

相手の都合に依存するのではなく、自分の時間で行動していく方が気持ちいいものです。

朝ご飯で僕が一番面倒だと思っていた「目玉焼き」がミ「ニフライパン」という道具で少し変わってきました。実際に劇的に楽になりました(笑)

卵を割ってミニフライパンに入れ…

卵1

オーブントースターに入れて3分加熱

オーブン1

残り1分半になったら食パンを入れる

オーブンへイン

すると…出来上がり

焼き上がり

完成!

完成2


何か一つの、具体的に行動をサポートするツールや道具があると、自分でやるという自立性が芽生えてくるように思います。僕の場合は、「自分の朝ご飯は自分で準備する」という当たり前の(小さな取るに足らない)自立性を、家内が買ってきた「ミニフライパン」という道具で実現したわけですから。

何かの関係性を変えたいと思った時に、相手の気持ちを直接変えるのは相当難しいと思います。しかし、その関係性の根本にある原因にアプローチする具体的な道具やモノを使えば相手の行動が変わり、結果的に関係性が変化しやすくなるのかもしれませんね。

少なくとも僕の場合は、「自分で目玉焼き作るの面倒だな」が「ミニフライパンをパンと一緒にオーブントースターで焼くだけ」で、依存から小さな自立へと関係性が変化したわけですから。

で、「じゃぁ夕飯はどうなの?」というのがありますが、そこはこれからの課題です(笑)


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