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一級建築士×FPが教える「高パフォーマンス部屋」の作り方

2年前の ちょっと苦い経験を…
娘の大学進学が決まり、まあ それなりにお金はかかるのを覚悟はしていましたが、その費用は予想をブッちぎってました…

入学金や学費の他に 都心の家賃、家電や家具の生活必需品の調達費、円安の爆上がりの留学費用…なかなかのダメージです。

でも、それを救ってくれたのは 娘が生まれたときに入っていた学資保険。

娘が生まれた当時は こんなにお金がかかるものだとは 爪の先ほどのリアリティもありませんでした。

でも、その場になってみると…
18年前、郵便局に勤めていた叔母から学資保険を薦められて、
「まー、なんとなく」で積み立てていた学資保険。

それが18年後に○百万円となり、家計を救ってくれました・・

こんなふうに、当時 なんとなく、何のリアリティもないまま撒いた種が、将来の損失を救ってくれることがあります。

家づくりも同じです。

家が建った後のステキな生活も大事ですが、
将来の損失を回避するための「種まき」も大切です。

例えば 子供部屋…
遠くない将来、結構な確率で子供部屋は、子供の進学やら独立で空き部屋になります。

でも、その空き部屋に払うローンや固定資産税は なくなりません…。
その空き部屋に払うローン&税金は300~500万円と言われています。

…であれば、「空き部屋」を「使わない部屋」にしないための種まきを設計段階から施しておけばいいのではないでしょうか。

例えば…
将来 空室になる子供室を
・映画が爆音で鑑賞できるシアタールームにするための防音室にしておく
・介護が必要になる親のためにトイレや洗面台が取付けられるようにしておく
・英会話教室にするため 外から出入りできるようにしておく

…こんなふうに設計時・新築時に撒いておく種はたくさんあります。
そして その種まきが十数年後、あなたの窮地を救ってくれたり、人生や家計を豊かにしてくれるはずです。

そんな、「一生涯 満足できる家づくり」は
将来設計からの「高パフォーマンスの部屋作り」から始まります。



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