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変な自信がついたんです ~そういう個と。修了生インタビュー【前編】

働くHSPのための自律神経ケア×強みプログラム「そういう個と。」主宰の皆川公美子です。

そういう個と。プログラム修了生のMさんがstand.fmでのインタビューに登場し、受講前、受講中、その後の変化やお仕事のことなどを、丁寧に語ってくださいました。

今回の前編では、
なぜ「そういう個と。」プログラムへの参加を決めたのか、や
受講前に考えていたこと、苦しかったことなどについてです。


はじめに

Mさんはプログラム中に転職活動をはじめられ、
現在は対人支援のお仕事をされています。
 
はじめはHSPとしての生きづらさを感じて参加してくださったのですが、
ポリヴェーガル理論をベースにした講座を経ることで、感じ方からすべての世界の見え方がかわっていったといいます。

神経の可塑性の可能性、つまり
いまあたなが感じている苦しみは性格ではない、変えられるものであるという体験をされたことをありありと語ったすごいインタビューだと思います。

音声版はこちらからお聞きいただけます。音声版では前後編はありません。

それではどうぞ。


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強みというところに焦点を当てたstand.fmの放送に、すごく私は救われました

皆川:じゃあまずはじめに恒例のHSPチェックリストなんですけど、Mさんはいくつぐらい当たられますか。

Mさん:27個のうち23個、4個ぐらいですかね。

皆川:Mさんはスタエフのファンでもいてくださって、何周か聞いたって言ってくださってすごい驚いたんですけれども。日頃の中でどんな時間帯にどんな風に楽しんでくださっていたんですか。

Mさん:まずはお風呂の時間でした。ゆっくり聞けるとなるとやっぱりお風呂の時間とか、あとは通勤の行き帰りにイヤホンをして聞いたりとか、そんな風に聞かせていただいてました。

皆川:そうなんですね。中でも取っ掛かりとして印象的だったものとか、今でもあれは好きよっておっしゃってくださるものはありますか。

Mさん:やっぱり洞察系のお話ですね。あとは強みというところに焦点を当てたお話、すごくそれに私は救われました。

皆川:強みのところ、なるほど。では現在の大まかなお仕事の業界とか、そういうのを教えていただいてもいいですか。

Mさん:今はメンタル不調で休職をされたり、お仕事を退職されたりしている方の復職を目指して、再就職を目指して訓練をする、そういった福祉のサービスでサポートする支援員として働いています。

皆川:そのお仕事は気に入っていますか。どんなところが楽しいですか。

Mさん:お仕事自体はやっぱり本当に一番今やりたいことをやらせていただいているなと思ってまして。やりがいとしてはメンタル不調でお悩みでまずご相談に来られるんですけど、 お悩みを聞けば聞くほど、この方には可能性しかないなというふうに感じて、実際にその可能性に気づかれた瞬間に立ち会わせていただいたら本当に鳥肌が立つぐらい嬉しいっていう。そこが今すごくやりがいを感じているところです。


敏感さや繊細さを弱みではなくて強みとして生かしていける、そんな可能性があるのか?

皆川:プログラムに参加してくださった時っていうのは、どんな理由で参加してくださったんですか。

Mさん:これもさっきいろいろ考えてまして。あんまりこれっていうふうに思い出せないんですけど、 とにかくもう20年ぐらいかけて自分探しをしてきたなという感じだったんです。生きづらさとか、周りからは気にしすぎと言われたり。自分がおかしいのかなって思うようなことがいろいろあった中で、ようやく自分のことを知るためにたどり着いた。 もしかしたらこういったプログラムに参加すると、自分のことが本当にわかるかもっていう、 そういう期待感を初めて抱けたというか、そんな感じがしました。

皆川:すでに調べられたり読まれたり、たくさんの情報を持ってらっしゃったんじゃないかなと思うんですけど、 その中でもなんで「そういう個と。」に興味を持ってくださったんですか。

Mさん:正直、考え方とか本当にその辺が当時の状態と今が違いすぎて、受け取り方とかが。 なので、当時本当にどうだったかっていうのは忘れてしまった感じがするんですけど。でもなぜそういう個と。プログラムだったかというと、 敏感で繊細であることが自分の弱みだと思ってた、生きづらさの原因で、 なんとかしなければっていう、そんな思いを持っていて。そんな中で弱みじゃなくて強みとして生かしていける、そんな可能性があるのか?っていう、 目から鱗な、そんな感覚がありまして。本当にそこにすがる思いで飛び込んだという、そんな感じだったような気がします。

皆川:でも、Mさんの場合は、ご自身に向き合うということをそれまでもされていたと思うんです。 人ってね、私は自分に向き合うのが多分人生の中で一番難しいことなんじゃないかなって思うんですよね。 できればそんなに自分を見たくないというか、自分のありのままを見るのってある程度怖いじゃないですか。

Mさん:怖いことですよね。


なんで自分はこうなんだろう、何がダメなんだろうと思っている中で、 やっぱり自分がどうしてこうなのかを知りたかった

皆川:だけど、そうやって人が自分を見てみようかなって思える瞬間ってどういう瞬間なんでしょうね。

Mさん:うーん、そうですね。私の場合は娘がいるので、娘との関わりとかの中でもやっぱり親としてこうあるべきとか、そういう考えにもとらわれたりして。すごくそうあるべきと思いながら理想的な母親でいられない自分へのもどかしさとか怒りとか、そんなことも感じながら過ごしていた中で、 なんで自分はこうなのかなとか、本当にわからなくてすごく悩んでいた。仕事の中でもそうだったんですけど。
何がダメなんだろうとかそんなことを思っている中で、 やっぱり自分がどうしてこうなのかを知りたかったという、純粋に知りたかったのかなと思いますね。

皆川:なるほど。自分がこうっていうのはどういう状況を指しているんですか。

Mさん:例えば娘との関わりであれば、可愛くてしょうがないし、愛おしい、大事にしないって頭では思っているし、心もきっとそうだと思うんですけど、やっぱりイライラして当たってしまったりとか、理不尽な怒り方してしまったりとか、そういうことになってしまう。 その度に自分で反省するんですよね。それを繰り返して何やってるんだろうみたいな、そんなふうにすごく反省したりとか。

皆川:組織とか会社の中では、こうっていうのは何かありましたか。

Mさん:いろいろありましたね。何でみんな気づかないんだろうとか、気づいてないことがすごく不思議だったりとか。いろんな問題が見えてて、それを何とかしなければと思って一生懸命やろうと働きかけても、そこに関心が向けられなかったりとか。 あとは一生懸命やってることも、どれだけやってもできてるねって認められずに、できてないところばかりを指摘されたりとか。 やっぱり自分はどれだけやってもダメなのかなとか、そんなふうに悩んでた時期がありました。本当に何でこんなにうまくいかないんだろうみたいな。

自分の考え方を変えなければって必死でした

皆川:それは周りの人との差異も感じるってことですか?周りはできてるように見えるとか、周りはなんで怒られないのとか、どうしてこうなのっていう感じの、自分との比較っていうのはその当時ありましたか。

Mさん:その時は立場上、あんまり比較する対象の人がいなかったので、比較っていうのはなかったと思うんですけど。 そうですね…結構チームの責任者をしてたので、チームのメンバーの方はわりと信頼していろいろと頼ってくれてたなというふうに感じて。なのでやりがいを感じながらやってたんですけど、上の立場の人からはそのやってる状況を認めてくれるようなことを言ってはもらえるけれども、でも実際はできてないことばかりを指摘されるような感じがしてたりとか。 自分がダメなんだっていう、前例もないし比較対象もいないからこそ、自分はやっぱりここでは認められないのかなとか、どこまでしたら認めてもらえるのかなとか、その辺がわからなかったっていうのが一番苦しかったですね。

皆川:どこがゴールなのよとか、どこがテーマなのよとかっていうのがわからない時が一番苦しいですよね。

Mさん:そうですね。見通しが立たずに、どこまでやったらOKかっていうことがわからない不安っていうのはすごく苦しいなっていうのをその時感じました。

皆川:ぶっちゃけ上司の方も感情的だったり、それはちょっと理不尽な注意じゃないのっていうことってあったんですか?

Mさん:私の中ではそう感じることが多々あったんですけど、でもそういうふうに感じては、いやでも自分の考え方が良くないんだろうなとか、私がこういうふうに考えたらその問題は問題じゃなくなるのかなとか、自分の考え方を変えなければって必死でした。

皆川:うんうん。それって本当に苦しいですよね。考え方のポジションをゴールが見えないのに動かさなきゃいけない時の辛さっていうのって本当に大きいですよね。それが毎日来ることですもんね、仕事ってね。

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今回はここまでです。

後編では、プログラムで印象に残っていること、プログラム後の変化などを
語ってくださっています。おたのしみに。

実はインタビューの翌日、Mさんがいま考えていること、
インタビューで伝えきれなかったことなどを改めて共有してくださいました。
その内容も近日公開予定ですのでぜひご覧ください。

これまでの「そういう個と。」プログラム修了生の声はこちらからどうぞ。

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。



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